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南東北インターハイ第3日/陸上 石川5メートル一発クリア 男子棒高

2017/07/31 09:35

【男子棒高跳び決勝】初優勝を決める5bをクリアする石川(観音寺一)=山形県天童市、NDソフトスタジアム山形
【男子棒高跳び決勝】初優勝を決める5bをクリアする石川(観音寺一)=山形県天童市、NDソフトスタジアム山形

【男子棒高跳び決勝】4b95をマークして2位に入った森田(高松一)の跳躍=山形県天童市、NDソフトスタジアム山形
【男子棒高跳び決勝】4b95をマークして2位に入った森田(高松一)の跳躍=山形県天童市、NDソフトスタジアム山形

 全国高校総合体育大会(インターハイ)第3日は30日、山形など南東北3県で12競技があり、県勢は10競技に出場。陸上男子棒高跳びは石川祐介(観音寺一)が5メートル00で県勢29年ぶりの優勝を果たし、森田凌世(高松一)が4メートル95で準優勝。大西裕基(観音寺一)も4メートル85で6位入賞した。陸上はほかに女子砲丸投げの山本怜奈(四学香川西)が13メートル40で6位入賞。レスリング男子団体は多度津が初戦の2回戦、3回戦を勝ち、19年ぶりの8強に進出。このほか、空手男子団体の高松中央が2年連続、バドミントン女子団体の英明が初の準々決勝進出を決めた。

陸上
(NDソフトスタジアム山形)
 【男子】
 ▽100メートル決勝 (1)宮本大輔(京都・洛南)10秒51(2)塚本ジャスティン(東京・城西)10秒58(3)福島(富山・富山商)10秒64
 ▽1500メートル決勝 (1)半沢黎斗(福島・学法石川)3分44秒57(2)モゲニ(大分・大分東明)3分44秒58(3)高橋(兵庫・兵庫)3分45秒10
 ▽棒高跳び決勝 (1)石川祐介(香川・観音寺一)5メートル00(2)森田(香川・高松一)4メートル95(3)菅(広島・神辺旭)4メートル95
 ▽走り幅跳び決勝 (1)酒井由吾(東京・南多摩中教校)7メートル68(2)吉田(兵庫・姫路商)7メートル58(3)神戸(千葉・柏陵)7メートル53
 ▽やり投げ決勝 (1)畦地将史(千葉・東葛飾)68メートル73(2)石井(茨城・霞ケ浦)67メートル99(3)中村(大阪・清風南海)67メートル07
 ▽八種競技 (1)泉谷駿介(神奈川・武相)5916点(100メートル10秒88、走り幅跳び7メートル08、砲丸投げ10メートル95、400メートル49秒81、110メートル障害14秒31、やり投げ43メートル48、走り高跳び1メートル91、1500メートル4分40秒42)(2)原口(神奈川・武相)5827点(3)山下(岡山・金光学園)5697点

 【女子】
 ▽100メートル決勝 (1)児玉芽生(大分・大分雄城台)12秒02(2)臼井(北海道・立命館慶祥)12秒06(3)青野朱(山形・山形中央)12秒15
 ▽1500メートル決勝 (1)ヘレン・エカラレ(宮城・仙台育英)4分7秒06=高校国際記録、大会新(2)田中(兵庫・西脇工)4分15秒90(3)モカヤ(大分・大分東明)4分17秒61
 ▽5000メートル競歩決勝 (1)藤井菜々子(福岡・北九州市立)22分18秒34=大会新(2)浅野(高知・山田)22分28秒35(3)阿部(群馬・新島学園)22分44秒85
 ▽砲丸投げ決勝 (1)大野史佳(埼玉・西武台)14メートル83(2)進堂(大阪・生野)14メートル55(3)アヒンバレ(兵庫・市尼崎)14メートル14

 …県勢の成績…
 【男子】
 ▽100メートル予選
 「7組」(4)野上翼(四国学院大香川西)10秒82=準決勝進出(7)木村圭一朗(高松)11秒00=落選
 ▽同準決勝
 「3組」(5)野上翼(四国学院大香川西)10秒84=落選
 ▽400メートル障害予選
 「3組」(8)馬出晟冶(四国学院大香川西)56秒07=落選
 「4組」(3)出原聡磨(香川中央)53秒27=落選
 ▽5000メートル競歩予選
 「2組」(7)湯川宗志(小豆島中央)21分31秒82=決勝進出
 ▽棒高跳び決勝 (1)石川祐介(観音寺一)5メートル00(2)森田凌世(高松一)4メートル95(6)大西裕基(観音寺一)4メートル85(12)山木涼(観音寺総合)4メートル70
 ▽やり投げ予選
 「1組」(17)松野哲也(香川高専)55メートル99(21)大重稜河(坂出商)54メートル35=以上落選
 「2組」(19)古津拓海(坂出第一)56メートル05=落選
 ▽八種競技 (31)西村亮太(四国学院大香川西)4916点(100メートル11秒65、走り幅跳び5メートル86、砲丸投げ10メートル87、400メートル52秒22、110メートル障害15秒77、やり投げ44メートル93、走り高跳び1メートル65、1500メートル4分51秒55)

 【女子】
 ▽100メートル予選
 「2組」(6)神田響(四国学院大香川西)12秒49=落選
 「8組」(8)榎本樹羅(四国学院大香川西)12秒61=落選
 ▽400メートル障害予選
 「2組」(7)成行真実(丸亀)1分4秒43=落選
 ▽砲丸投げ予選
 「2組」(7)山本怜奈(四国学院大香川西)12メートル91=決勝進出
 ▽同決勝 (6)山本怜奈(四国学院大香川西)13メートル40

昨年の不調から成長 観音寺一勢、悲願のV
 「頑張ったな」「よくやった」。男子棒高跳びを制した石川は、観客席からの仲間や指導者のねぎらいの言葉に、みるみるうちに目に涙を浮かべた。「優勝していないのは知っていた。恩返しができた」。ポール王国香川に29年ぶり、そして観音寺一に悲願のインターハイ制覇をもたらした。

 今夏3度目の世界選手権に挑む荻田大樹(現ミズノ)でも果たせなかった同校初の夏の頂点は、耐えてつかんだ。最初の4メートル70は一発で成功させたが、続く4メートル85は2回目でクリア。序盤は踏み切りの力をうまくポールに伝えられなかった。

 最大の試練は4メートル90。後がない3回目まで追い込まれたが、気力は衰えていなかった。「諦めたら終わり。最後は気持ち」。成功させると普段おとなしい17歳が何度も拳を突き上げた。

 勝負をかけたのは、その直後だ。優勝争いが5人に絞られる中、続く4メートル95を唯一パスした。「試技順が1番だし、この後に記録が上がった場合の体力的なことを考えた」。迎えた5メートル00はこれまでの自己ベストタイ。勝負の高さを一発でクリアし、栄冠を引き寄せた。

 昨年は不調でインターハイは予選落ち。「ぼろぼろでした」と振り返る。それでも腐らずに努力を重ね、最終学年で大輪の花を咲かせた。藤岡監督は「昔は試合でおどおどすることもあったけど、きょうは笑顔もあったし、堂々としていた」。1年を経て、真夏の山形で成長の跡を示した。

森田、意地の準V 「中高連覇」あと一歩
 最終学年での中学、高校の連続日本一にあと一歩届かなかった。男子棒高跳びで3年前の全国中学校体育大会王者の森田は4メートル95で準優勝。目指した表彰台の頂点は逃したが「負けたのは悔しいけど、勝負できて楽しかった。すがすがしい負け」と潔かった。

 6月下旬に左足中指を疲労骨折し、2週間ギプス生活を送った。大会直前のまさかのアクシデント。それでも心が折れなかったのは中学王者のプライド。「(中学、高校と)2連覇する」。強い気持ちで大会に臨んだ。

 足への負担を考慮し、大半の選手が4メートル70からスタートする中、4メートル80から試技を開始。2回目で成功させると勝負に出た。4メートル85、4メートル90と連続パス。全神経を集中させた続く4メートル95を174センチ、66キロの体を鮮やかにバーの上に通過させて一発クリア。この時点で暫定トップに立ち、意地を示した。

 優勝記録に5センチ及ばなかった。「負けたということは高校3年間の取り組みで石川君に負けたということ」。競技終了後もけがを言い訳にはしなかった。ただ、このまま終わるつもりはない。「もう負けられないです」。今後の大会で1番は譲らない覚悟だ。

大西(観音寺一)は6位
一番の思い出に
 観音寺一・大西裕基
(男子棒高跳びで6位入賞)高校1年の冬に腰を疲労骨折し、ほぼ丸1年競技ができなかったので入賞はうれしいという言葉だけでは表せない。集大成なので自信を持って臨んだ。これまでで一番の思い出になった。

山本(四学香川西)6位入賞 女子砲丸
切り替えできた
 四学香川西・山本怜奈
(女子砲丸投げで6位入賞)1投目は最後のインターハイという緊張でよくない内容だったけれど、2投目から楽しもうと切り替えて投げられたのがよかった。自己ベストだし、3年間の思いを出し切れた。

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