寸劇を通して子どもたちに防犯意識を持つよう訴える県くらしの見守り隊観音寺支部のメンバーら=観音寺市大野原町

寸劇を通して子どもたちに防犯意識を持つよう訴える県くらしの見守り隊観音寺支部のメンバーら=観音寺市大野原町

 「大きな声で助けを呼んでね」―。観音寺市内の小学校で2学期が始まるのを前に、県くらしの見守り隊観音寺支部(高岡令子支部長)は28日、観音寺市大野原町の大野原中央集会場で防犯に関する寸劇や紙芝居を披露。子どもたちに不審者から身を守る方法を分かりやすく“伝授”した。

 同支部は地域の子どもや高齢者が犯罪に巻き込まれるのを防ぐために、防犯教室や寸劇などを定期的に開き、注意喚起している。

 この日は学童保育「大野原こどもセンター教室」の32人を招き、オオカミを誘拐犯に見立てた「赤ずきんちゃん」を上演。2匹のオオカミに車に連れ込まれそうになった赤ずきんちゃんが大声で助けを呼ぶと、声に気付いた支部員が観音寺署に通報。駆け付けた署員に捕まったオオカミが謝って幕を閉じた。警察官役を務めた同署地域課の村上葵巡査(23)は「劇で学んだことを友達や家族にも伝えてあげてね」と訴えた。

 また、紙芝居では「知らない人についていかない」「不審な車に乗らない」「大きな声で助けを呼ぶ」と不審者に声を掛けられた時の対処法をみんなで確認した。

 参加した大野原小3年の岡田蓮(れん)君(8)は「もし不審者にあったら、大きな声で助けを呼び、すぐに逃げるよう気を付けたい」と話していた。