四国新聞社

あなたが選んだ 県内10大ニュース

 四国新聞社が読者の投票で選ぶ「2017年県内10大ニュース」が決まった。

 1位は「皇太子ご夫妻迎え全国育樹祭」。11月19日にまんのう町の県満濃池森林公園に約5千人が参加して、豊かな緑の継承を全国に宣言。皇太子さま、雅子さまがそろって樹木をお手入れし、笑顔で多くの県民と触れ合うお姿が感動を呼び、投票者の約4割が1位に挙げた。

 2位は「豊島の産廃処理完了」。小豆島沖の豊島に産業廃棄物の不法投棄が始まって40年余り。兵庫県警の摘発、公害調停、直島での産廃無害化処理。豊島住民の長い苦難の闘いとともに、県、国の産廃行政に大きな教訓を残した"負の大事業"が読者の関心を集めた。

 3位は「三本松が県勢15年ぶりの夏の甲子園8強」。夏の全国高校野球選手権で、県代表の三本松が下関国際、二松学舎大付を連破、公立高で唯一ベスト8に残り、地元の東かがわ市はもちろん、久々の夏の快進撃が県民の心をとらえた。

 「屋島競技場が新装オープン」「屋島ドライブウエイが無料化」が5、7位。8、9、10位に痛ましい事故、事件が続く中で、6位に「元警察犬『きな子』天国へ」が入った。長く県民の安心・安全を守るアイドル犬として親しまれた「諦めない、ずっこけ『きな子』」の人気をあらためて印象づけた。

1皇太子ご夫妻迎え全国育樹祭

ヒノキのお手入れをする皇太子さまと見守る雅子さま=11月19日、まんのう町の県満濃池森林公園

 皇太子ご夫妻をお迎えし、第41回全国育樹祭が11月19日、まんのう町の県満濃池森林公園で開かれた。約5千人が参加、豊かな緑を次世代に継承することを誓った。ご夫妻の来県は17年ぶり。香川入りした18日も含め、沿道や訪問先で計約2万2千人が出迎えた。

ヒノキのお手入れをする皇太子さまと見守る雅子さま=11月19日、まんのう町の県満濃池森林公園

2豊島の産廃処理完了

産業廃棄物処分地(奥)から搬出された産廃や汚染土壌などを積み込み、豊島を出航する最後の運搬船=3月28日

 土庄町豊島の産業廃棄物問題で、不法投棄された産廃の島外撤去と無害化処理が完了した。県と豊島住民が公害調停に合意して17年。約91万トンの産廃の撤去が3月に、直島での無害化処理は6月に終わった。現在は処理施設の撤去や地下水の浄化対策が進んでいる。

産業廃棄物処分地(奥)から搬出された産廃や汚染土壌などを積み込み、豊島を出航する最後の運搬船=3月28日

3三本松、県勢15年ぶり夏の甲子園8強

県勢15年ぶりの夏8強入りを果たし、校歌を歌う三本松ナイン=甲子園

 夏の全国高校野球選手権で24年ぶりに出場した三本松が躍進。初戦の2回戦で下関国際(山口)を破り、春夏通じて同校初の甲子園1勝を挙げると、続く3回戦では二松学舎大付(東東京)を撃破。準々決勝で敗れたが、県勢15年ぶりの夏8強入りを果たした。

県勢15年ぶりの夏8強入りを果たし、校歌を歌う三本松ナイン=甲子園

4日本の20世紀遺産20選」に瀬戸大橋

イコモスの「日本の20世紀遺産20選」に選ばれた瀬戸大橋(資料)

 国際記念物遺跡会議(イコモス)の国内委員会が12月、後世に残したい「日本の20世紀遺産20選」の一つに瀬戸大橋を選んだ。香川県側の南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋が「つり橋技術のシンボル」と高い評価を受け、来年4月10日の開通30周年に花を添えた。

イコモスの「日本の20世紀遺産20選」に選ばれた瀬戸大橋(資料)

5屋島競技場がリニューアルオープン

リニューアルした屋島競技場=高松市屋島中町

 高松市がリニューアルを進めてきた屋島競技場が4月23日にオープン。愛称は屋島レクザムフィールド。棒高跳びの公認競技ができる室内競技場を全国で初めて併設した。バリアフリー対応で、来年9月には、日本パラ陸上競技選手権が四国で初めて開かれる。

リニューアルした屋島競技場=高松市屋島中町

6元警察犬「きな子」天国へ

多くの人に愛されたきな子(中央)。嘱託警察犬としてだけでなく、子ども向けの防犯教室などでも活躍した=県警本部

 諦めずに試験に挑戦する姿が共感を呼び、映画のモデルにもなった県警の元嘱託警察犬「きな子」が3月に死んだ。14歳だった。人間ならば90歳ぐらいで、老衰だったという。3月下旬に開かれたお別れ会では県内外から多くのファンが集まり、別れを惜しんだ。

多くの人に愛されたきな子(中央)。嘱託警察犬としてだけでなく、子ども向けの防犯教室などでも活躍した=県警本部

7屋島ドライブウエイ無料化

ドライブウエイ無料化の記念グッズを受け取るドライバー=高松市屋島中町

 高松市の屋島山上につながる有料道路・屋島ドライブウエイが7月21日に無料化された。来年春には、これまで通れなかった歩行者や自転車も通行できるようになる。長年の懸案だった通行料の割高感が解消され、観光客の増加に期待が高まっている。

ドライブウエイ無料化の記念グッズを受け取るドライバー=高松市屋島中町

8坂出の花火工場で爆発事故

黒煙を上げながら勢いよく燃える花火工場。周辺住民が避難するなど現場は一時騒然となった=坂出市常盤町1丁目(読者提供)

 坂出市常盤町の花火工場で7月、爆発事故があり、男性社長と男性従業員がけがを負った。住民が避難したほか、瀬戸中央自動車道が一部通行止めになるなど現場は一時騒然となった。事故の影響は夏祭りにも直撃。坂出市や三豊市で花火大会の中止が相次いだ。

黒煙を上げながら勢いよく燃える花火工場。周辺住民が避難するなど現場は一時騒然となった=坂出市常盤町1丁目(読者提供)

9エスカレーターで車いす転落、1人死亡

車いすでの利用禁止などを呼び掛ける表示。同様の動きが全国に広がった=高松市内

 7月、高松市上天神町の家具インテリア店の上りエスカレーターで、車いすの女性(79)と付き添いの夫(81)が転落、後ろにいた女性が巻き込まれて死亡した。夫婦も重軽傷を負った。事故を受け、車いすでのエスカレーターの利用を禁止する動きが広がった。

車いすでの利用禁止などを呼び掛ける表示。同様の動きが全国に広がった=高松市内

10丸亀で80歳女性刺され死亡

殺人事件が起きた民家。年始の発生に衝撃が広がった=丸亀市六番丁

 1月1日未明、丸亀市内の民家で、住人の女性=当時(80)=と孫の男子高校生(18)が、同居していた女性の長男(57)に刃物で刺され、女性が死亡した。男子生徒も首にけがを負った。男は県外に逃亡したが、約2週間後に東京都内で逮捕された。

殺人事件が起きた民家。年始の発生に衝撃が広がった=丸亀市六番丁

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