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滝宮天満宮で「うそかえ神事」 開運願い「かえましょ」 参拝者、笑顔で交換

2019/04/25
居合わせた同士で「うそ鳥」を交換し、開運を願う参拝者ら=綾川町滝宮、滝宮天満宮居合わせた同士で「うそ鳥」を交換し、開運を願う参拝者ら=綾川町滝宮、滝宮天満宮

 開運を願って木彫りの人形「うそ鳥」を交換するユニークな伝統行事「うそかえ神事」が24日、綾川町滝宮の滝宮天満宮で行われた。家内安全や無病息災などの福を求めて大勢の参拝者が訪れ、「かえましょ、かえましょ」と声を掛けながら互いのうそ鳥を何度も交換し合った。

 うそかえ神事は、スズメ科の鳥「ウソ」が、同宮に祭られている学問の神様・菅原道真の不幸をはらったという言い伝えにちなんだ行事。九州の太宰府など全国の天満宮だけで行われているという。

 滝宮天満宮では毎年、春の例大祭前日の4月24日に実施している。「うそ鳥」は高さ約11センチ、直径約3センチの円筒形の人形で、くちばしなどが赤や緑に彩られ、郷土玩具としても人気。今年も地域の住民有志が1千個を作製した。

 「うそ鳥」は誰かと交換すればするほど1年間の罪や災いがうそとなり、吉兆を招くとされている。今年も午前10時の開始前から参拝者が続々来場。境内には長い列ができ、神事が始まると早速「うそ鳥」を購入。居合わせた同士が「かえましょ、かえましょ」「いいことがありますように」などと声を掛け合い、笑顔でうそ鳥を取り換えた。

 1歳の長男ら家族3人で訪れた丸亀市の藤野万有美さん(27)は「昨年初めて参加して、とても面白いお祭りと気に入った。今年も家内安全を祈願します」と話していた。

 この日は、うどん文化の発展を願って道真公にうどんを奉納する「献麺式」も執り行われた。

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