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うどん文化、継承誓う 綾川の研究会、30周年で講演会

2018/12/09
手打ちうどんで参加者を接待する綾川町さぬきうどん研究会メンバーら=同町滝宮、滝宮公民館手打ちうどんで参加者を接待する綾川町さぬきうどん研究会メンバーら=同町滝宮、滝宮公民館

 綾川町さぬきうどん研究会(杉村和則会長)の発足30周年を記念した講演会が8日、同町滝宮の滝宮公民館で開かれた。関係者が講演やうどんの接待を通じて、うどん発祥の地とされる同町を一層PRし、うどん文化を次代に継承していくことを誓い合った。

 同研究会は、うどん文化の普及と発展を目的に1988年に発足。現在は町民ら44人で構成し、各種イベントなどでうどん打ちの指導などを行っている。

 記念講演会には前田町長や町民ら約120人が参加。さぬきうどん研究会(三木町)の諏訪輝生会長が「さぬきうどんの歴史と文化」と題して講演した。

 諏訪氏は、うどん生産量が日本一の香川県について「県内では1世帯当たり年間360玉を食べている。こんなに麺を食べる“民族”はいない」などと紹介。「うどんが世界に広がっているのは地元の深い食文化が存在するからだ」と強調した上で、「今後さらに継承するためには、副食を添え、だしを飲みきらないなど健康な食べ方が大切」と呼び掛けた。

 講演の後は、研究会メンバーによる手打ちうどんでお接待。来場者は温かいうどんを笑顔で味わっていた。町さぬきうどん研究会などによると、空海が唐から持ち帰ったうどんの原型を空海のおいの智泉大徳が綾川から地域に広めたとされている。

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