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うどん作りで「絆」 琴平町と台湾・瑞芳区 友好協定締結 中学生が交流

2018/06/01
延ばした生地を包丁で切っていく瑞芳中の生徒=琴平町五條、琴平中延ばした生地を包丁で切っていく瑞芳中の生徒=琴平町五條、琴平中

 琴平町は31日、台湾・新北(しんぺい)市瑞芳(ずいほう)区と友好交流協定を結び、同町榎井の町総合センターで締結式を行った。町と瑞芳区は行政だけでなく、教育や観光、産業など幅広い分野で相互交流を進める。この日は瑞芳中学校の生徒が琴平中学校を訪問し、讃岐うどん作りを通して絆を深めた。

 瑞芳区は台北市に隣接する新北市にあり、かつて金鉱山のまちとして栄えた。現在は映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとされる九※(きゅうふん)のまち並みが観光地として人気を集め、山上まで続く石段の両脇には金刀比羅宮の参道のように多くの土産物店や飲食店が並んでいるという。

 町と瑞芳区はまち並みの共通点などから2016年度に友好交流事業を始め、代表者が相互に訪問。17年1月には琴平中と瑞芳中が姉妹校協定を結んだ。

 締結式には小野町長や瑞芳区の陳奇正(チンチチェン)区長らが出席し、瑞芳中の生徒8人も同席した。町長は「締結を機に、これまで以上に相互交流を重ねたい」と述べ、陳区長は「幅広く交流を深め、友好関係を末永く発展させたい」と語った。

 瑞芳中の生徒はこの後、琴平中を訪れ、うどん作りを体験。生徒に「生地は麺棒で押すように延ばして」などとアドバイスを受け、協力しながら作り上げ、本場の讃岐うどんに舌鼓を打った。英語や体育の授業、剣道やなぎなたなどの部活動にも参加した。

 瑞芳中3年の呉沛羽(ウペイユ)さん(15)は「生地を切る作業は難しかったが、とても楽しい体験だった。友達をたくさんつくって帰りたい」と笑顔。琴平中2年の東條友香さん(13)は「知っている英単語で作り方を伝え、何とかうまくできた」とうれしそうに話した。
※は人ベンに分

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