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回顧2017/三豊 父母ケ浜の夕景、ブレーク 「うどんカンパニー」誕生

2017/12/28
ブレークした父母ケ浜の夕景や旧河内小跡の活用、地域商社発足など三豊では地域振興が一歩進んだ一年だった(写真はコラージュ)ブレークした父母ケ浜の夕景や旧河内小跡の活用、地域商社発足など三豊では地域振興が一歩進んだ一年だった(写真はコラージュ)

 三豊市は今年、夕景の撮影スポットとして父母(ちちぶ)ケ浜が大ブレーク。仕掛けたのは4月に発足した市の外部組織「三豊市観光交流局」。絶景写真を活用した会員制交流サイト(SNS)でのPR効果は絶大で、口コミでも話題に…。今年、流行語大賞を受賞した「インスタ映え」の社会現象も追い風となった。

 設立を進めていた地域商社「瀬戸内うどんカンパニー」が秋に誕生。CUO(最高うどんビジネス責任者)に選ばれたのは、東京都在住の会社経営者、北川智博さん=高知県出身=。地場産品を活用した商品開発や販路開拓など、地域の「稼ぐ力」の構築に向けて、大きな期待が寄せられている。

 閉校小学校の跡地利用も動きだした。旧財田上小跡では民間企業が観光イチゴ農園を整備し、3月にプレオープン。旧河内小跡では、OBらが設立した株式会社がマルシェやコスプレ撮影スタジオなどのユニークな事業で、にぎわい創造に挑戦している。

 子育て面では4月、高瀬南部保育所が県内初の公設民営保育所としてスタート。受け入れの拡充などが図られており、18年度には松崎保育所でも予定されている。

 9月に直撃した台風18号では、家屋が土砂崩れに巻き込まれ、女性1人が犠牲に。中山間地域の防災・減災対策の充実に関心が高まった。

 市政が大きな転換期を迎えた年だった。旧7町合併による新市発足から基盤整備に尽力した初代の横山忠始市長が9月定例議会で勇退を表明。11月には病気療養の中、東京都内で急逝。突然の訃報に市民は深い悲しみに包まれた。

 前倒し実施となった24日投開票の市長選では元県議の山下昭史氏が初当選。新市長は横山市政の継承を基本に「攻めの市政運営」による産業振興などに意欲を示している。

 一方、讃岐造船鉄工所跡地への水族館誘致は5月に断念。耐震強度不足が指摘された市立永康病院の建て替え問題も懸案として残っており、ニューリーダーによる「第2章」の船出に注目が集まっている。

=随時掲載=

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