讃岐うどん遍路

うどん関連ニュース

さぬきの夢、収穫量6400トン 天候恵まれ35%増 9年ぶり最多 17年産見込み

2017/07/06
「さぬきの夢」作付面積と収穫量の推移「さぬきの夢」作付面積と収穫量の推移

 県は5日、うどん用の県産小麦「さぬきの夢2009」の2017年産の収穫量が前年比35・9%増の約6400トンとなる見込みを明らかにした。さぬきの夢シリーズでは9年ぶりに最多収穫量を更新。県は「作付面積の拡大とともに種まき、収穫期ともに天候に恵まれたのが要因」としている。同日あった6月定例県議会経済委員会(西川昭吾委員長)で、花崎光弘氏(自民県政会・東かがわ)の質問に国分伸二農政水産部長が答えた。

 さぬきの夢は、オーストラリア産小麦が主原料となっている讃岐うどんを県産の小麦でつくろうと、県農業試験場が「さぬきの夢2000」を開発。01年産から栽培が始まり、同2009は製麺時の扱いやすさや食感に優れる後継品種として10年産から加わった。

 県によると、作付けは13年産から全て同2009に切り替わっており、17年産の作付面積は前年より100ヘクタール多い1770ヘクタール。6月上旬までに収穫を終え、現在は乾燥調製作業が進められている。

 本年産の収穫量は約6400トンに上る見通しで、さぬきの夢ではこれまで最多だった08年産の5990トンを上回る。県は排水対策や追肥のタイミングなど栽培技術の指導を進め、10アール当たりの収穫量(単収)も前年比28・1%増の360キロと大きく改善した。

 一方、本年産に対する製粉業者などの購入希望数量は6606トンで200トン近く足りない。うどん店などの引き合いが強く、需要過多が続いており、県は20年産までに収穫量を7千トンに引き上げる目標を設定。作付面積の拡大や栽培技術の向上による単収アップに引き続き取り組む。

Copyright (C) 2000- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.  
ページの上へもどる