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うどん工場に人工知能 川田製麺 不良品検知、学習で進化 今秋導入

2017/04/22
さぬき工場でのAI、IoTの導入計画さぬき工場でのAI、IoTの導入計画

 製麺業の川田製麺(高松市、川田明義社長)は、高松東ファクトリーパーク内の自社工場(さぬき市)に人工知能(AI)機能を搭載した検知器やIoT(モノのインターネット)技術を今秋に導入する。包装の不良品を高い精度で検知するほか、自動収集した全製造データを分析して、品質や作業工程の検証能力を高める。同社によると、同様の機器の導入は製麺業界では国内初という。

 AI機能で検知するのは、包装ののり付け部分に一部の麺が入り込み、密封を妨げる「麺がみ」と呼ばれる不良品。これまでの点検は従業員による目視だったため、見落としや出荷先への対応などが課題になっていた。新機器はX線の画像をコンピューターが認識して異常を感知、使用回数が増えるごとに“進化”して検知の精度が向上する方式を採用する。

 「IoT」では、従来手書きで行っていた検査記録の収集を自動化するのに加え、金属検出器や重量チェッカー、X線麺がみ検出装置をネットワーク化し、全データをさぬき工場の管理端末で監視や分析。本社工場とも連携して履歴管理を徹底する。

 同社は、計量や包装の工程で出る不良品の低減や、異物混入などのトラブル発生時の原因究明の迅速化が見込めると判断し、10月ごろの導入を目指している。

 川田社長は「新しい機器の導入によって、海外でも通用する基準で食の安全を確保し、他社との差別化を図りたい」と話した。
 さぬき工場は三つのレーンを有し、うどんやそうめんの乾麺など年間約3千トンを製造している。

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