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名物おばあちゃんのヒャッカうどん 地元住民、参拝客お接待 三豊・大興寺

2017/04/17
「ヒャッカうどん」を味わう参拝客ら=三豊市山本町、大興寺「ヒャッカうどん」を味わう参拝客ら=三豊市山本町、大興寺

 三豊市山本町の四国霊場67番札所・大興寺で16日、地元住民が恒例の「ヒャッカうどん」のお接待を行った。参拝客らは、かつて102歳まで接待役を務めた名物おばあちゃん、故斎藤マサさんの遺志が受け継がれた心温まるおもてなしを喜んでいた。

 接待は、かつて凶作の被害に苦しんだ同寺近くの農民が弘法大師・空海に豊作を祈願したのが起源とされ、現在は上河内と中河内地区の住民が毎年4月の第3日曜日に実施。マサさんは2013年の夏に亡くなるまで、訪れた人たちを元気に笑顔で出迎えていた。

 ヒャッカはマンバとも呼ばれる高菜の一種で、今回は両地区の約20人がヒャッカと油揚げ入りのうどん900食や、赤飯のおにぎりなどを振る舞った。お遍路さんや家族連れらは会話を弾ませながら、名物の味に舌鼓を打っていた。

 お接待に合わせて毎年のように参拝に訪れているという近くに住む岩瀬久子さん(67)は「たくさんの方々のぬくもりが詰まったうどんは今年もおいしかった。マサさんにあやかって長生きできそう」と笑顔。マサさんの義理の娘・清美さん(67)は「お接待ができるのも健康に過ごせた証し。今後も元気に続けていきたい」と話した。

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