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高松中央商店街南部 人気うどん店進出相次ぐ 8店舗林立、賃料低下背景に

2017/01/08

人気うどん店の進出が相次ぐ高松中央商店街の南部エリア。讃岐うどんの新たな 人気うどん店の進出が相次ぐ高松中央商店街の南部エリア。讃岐うどんの新たな"巡礼スポット"として期待がかかる(コラージュ)

 高松中央商店街の南部エリアで、うどん店の出店が相次いでいる。9日には同市郊外にある人気店の2号店がオープンを控え、南北約250メートルとその周辺に計8店舗が林立する状態になる。店舗物件の賃料の低下に伴い、飲食店が進出しやすくなったことが背景にあるようだ。周辺のオフィス街に勤める会社員らは「昼食の選択肢が増える」と歓迎。商店街関係者らは、複数のうどん店を食べ歩きできる新たな"巡礼スポット"への期待を寄せる。

水準半額以下
 南部エリアのうどん店は、南新町、田町の両商店街をまたがるエリアに集中する。2010〜12年に丸亀市の「麺処綿谷」など3店がオープン。昨秋以降も、同市内で多店舗展開する「さか枝」が11月に進出した。有名店が2号店、3号店を出すケースが相次いでいる。

 「かつての商店街は衣料品店が多かったが、賃料がバブル期の半額以下の水準になり、飲食店が進出しやすくなっている」。高松南新町商店街振興組合の河合達也専務理事は、相次ぐ出店の背景をこう読む。「周辺には企業や公的機関が集まり、日中の人通りが非常に多い。薄利多売のうどんには特に向いているのだろう」。

 9日にオープンするのは「一福まちなか店」(本店・同市国分寺町)。混雑緩和などを目的に2号店を計画した。商店街への進出について、「人通りの多い場所で物件を探していた」と説明する。6日のプレオープンの際には70席が開店と同時に埋まり、店頭にも長い列ができた。

昼の需要狙い
 各店が来店客のメインとしているのが、平日に周辺で働く会社員ら。新たに進出した各店も、出店理由に「昼食需要が見込める」を挙げる。

 平日の正午すぎになると、一帯には次々にスーツや作業着姿が現れ、思い思いの店に入ったり、列に並んだりする風景が広がる。職場が近くにあるという高松市内の男性会社員(38)は「昼はうどんを食べることが多いので、商店街にたくさんうどん店ができるのは大歓迎。しかも有名店ばかり。もっと店が増えれば毎日違う味を楽しめる」と笑顔を浮かべた。

 ただ、相次ぐ出店は競争の激化を招くため、既存店からは「客の奪い合いになるのでは」と懸念の声も上がっている。

ミニ巡礼地に
 店舗の「集積」は大きな利点を生んでいる。最近は近隣のホテルが宿泊客に対し、一つのエリアで複数のうどん店を巡れる場所として紹介することもある。「商店街が"ミニうどん巡礼地"として新たな人気を呼ぶのでは」。近くに店を構える別業種の店主も期待を込める。

 大阪市から友人と共に観光に訪れた男性会社員(36)は「徒歩圏内でいろんな味を食べ比べられる」。高松市内の主婦(43)も「商店街を歩くことは少なかったが、これからは来る機会が増えそう」と顔をほころばせた。

 讃岐うどんに詳しい四国学院大の田尾和俊教授は、「東京の神田の古書店街のように、同じ業種の店が集積することのプラス効果が既に出ているようだ」と分析。「今は大衆セルフの店が中心だが、店のバリエーションが増えれば"うどん店街"としてさらに活性化する可能性がある」と話している。


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