
【男子決勝リーグ・香川中央―松山東】前半、香川中央の長谷が中央からシュートを放つ=香川県高松市香川総合体育館
ハンドボールの全国高校選抜大会四国予選最終日は7日、高松市香川総合体育館などでリーグ戦の残りなどを行った。県勢は男子の香川中央、女子の高松商が危なげなく全勝を守り、ともに連勝記録を伸ばした。香川中央は11年連続17度目、高松商は5年連続11度目の優勝。女子で第2代表となった香川中央とともに全国大会(3月25〜30日・岩手)出場を決めた。
男子の香川中央は最終戦の松山東に突破力、展開力などで圧倒。素早いポジションチェンジから内海、真鍋、矢田、長谷らが次々とシュートを決め34―14で突き放した。
女子の高松商は城北と対戦。開始10分、得点源の山田が自身4点目を挙げた直後にひざを痛めて退場したが、GK茶円を軸に守りで踏ん張った。攻撃では山下らが着実に得点を重ね、26―11で押し切った。
香川中央は各県2位代表で争った2位リーグで3戦全勝。第2代表決定戦は新居浜東と競り合ったが後半、速攻からリードを広げ、19―14で逃げ切った。
▽男子1位リーグ
高知東工 17―10 池田
香川中央 34(16―4)14 松山東
(18―10)
▽順位 (1)香川中央3勝(2)松山東1勝2敗(3)高知東工1勝2敗(4)池田1勝2敗=2―4位は得失点差による
(香川中央が全国大会出場。松山東は第2代表決定戦へ)
▽同2位リーグ
高松工 32(18―9)18 土佐
(14―9)
松山工 19―17 徳島市立
▽順位 (1)松山工3勝(2)高松工2勝1敗(3)土佐1勝2敗(4)徳島市立3敗
(松山工は第2代表決定戦へ)
▽第2代表決定戦
松山工 25―16 松山東
▽女子1位リーグ
新居浜東 36―10 岡豊
高松商 26(15―3)11 城北
(11―8)
▽順位 (1)高松商3勝(2)新居浜東2勝1敗(3)城北1勝2敗(4)岡豊3敗
(高松商が全国大会出場。新居浜東は第2代表決定戦へ)
▽同2位リーグ
高知東 9―7 辻
香川中央 19(10―5)11 今治東
(9―6)
▽順位 (1)香川中央3勝(2)今治東2勝1敗(3)高知東1勝2敗(4)辻3敗
(香川中央は第2代表決定戦へ)
▽第2代表決定戦
香川中央 19(9―8)14 新居浜東
(10―6)
全国へ向け課題
男子の香川中央は“横綱相撲”で格下を寄り切った。だが、河合監督は「いらない点を与えすぎ。簡単に点が入るから油断した」と後半の10失点に渋い表情。圧勝とはいえ、スキを見せた選手たちに反省を促した。
昨年の選抜大会4強の主力が大半を占め「全国でもベスト10には入る」というほど戦力は充実しているが、「すべてが平均点。特徴がない」と手厳しい。それだけに選手に求めるものは高く、「課題はシュート力。もっと決定力を上げなければ」と全国舞台での飛躍を期待していた。
両エースがけが
予定通り5連覇を達成した高松商だが、代償は大きかった。前日には大山、この日は山田と両エースがひざを痛めて戦線離脱。長期化が予想される非常事態に田中監督は「うちの得点源。めちゃめちゃ痛い」とショックを隠せなかった。
ただ予選は残ったメンバーで女王の座を死守。指揮官は「内容はともかく、危機をしのいだのは評価できる。チームとして力をつけた」と話し、全国大会に向けては「できることをコツコツやっていくしかない。チームを最初からつくり直す」と腹をくくっていた。