
勢いよく海に飛び込んでスタートする選手たち=観音寺市、有明浜海水浴場
西日本初開催となる日本学生トライアスロン選手権が26日、香川県観音寺市の有明浜を発着点に開かれた。厳しい残暑の中、選手たちは歯を食いしばりながら、学生日本一を目指して熱戦を繰り広げた。
コースは有明浜海水浴場、市街地、琴弾公園を舞台に、遠泳(1・5キロ)、自転車(40キロ)、長距離走(10キロ)をこなす計51・5キロの長丁場。41大学の男女214人が出場した。
午前10時15分にスタートした男子は、ゴール時の気温が35度を超す過酷なコンディション。ゴール後に倒れ込む選手もおり、医療スタッフの手当てを受けていた。この日は熱中症などで五人が病院に搬送されたが、全員症状は軽いという。
大会の結果、男子は明治大4年の原智哉選手が2連覇。女子は九州女子大1年の今村優選手が初優勝した。