天気予報を見る
 
新聞購読申込

第91回センバツ 春に挑む高松商 戦力を見る(中)守備編 二遊間11戦無失策 チーム一丸で守る意識

2019/03/14 09:17

昨秋の公式戦11試合で無失策の堅守を見せた二塁谷口(左)と遊撃大塚
昨秋の公式戦11試合で無失策の堅守を見せた二塁谷口(左)と遊撃大塚

 昨秋の公式戦11試合のチーム失策数は9。明治神宮大会は慣れない人工芝の影響もあって2試合で4失策したが、県、四国大会の9試合では、わずか5失策。6試合は無失策で乗り切った。

 「楽な試合は一つもなく、相手の守りのミスに助けられた試合もある。その中で、うちは守りが崩れなかった」。長尾監督は、投手を中心にチーム一丸で守り勝ったことを強調した。

 センターラインは堅実。中でも特筆すべきは、全11試合で無失策の鉄壁の守りをみせた新2年の二塁谷口と、新3年の遊撃大塚の二遊間だ。左腕香川と右腕中塚も「本当に助けてもらった」と感謝は尽きない。

 2人の長所は、練習に裏打ちされた自信を持ってプレーできていることだ。投手が打ち取った当たりを確実に処理しただけではなく、外野に抜けそうな当たりを何度も食い止め、失点を阻止。桜町中時代からコンビを組んでいたとあって、「息を合わせることが大事」(谷口)という併殺も要所で完成させた。

 このほか、中堅飛倉は素早い打球判断と俊足で外野を引き締め、捕手新居は高いキャッチング技術で投手陣を支える。エース左腕香川はバント処理などフィールディングがうまく、簡単に次塁への進塁を許さない。

 センターライン以外も大きな穴はない。左翼岸本、右翼浅野は肩が強く、一塁立岩はショートバウンドの捕球にうまさをみせる。慣れない三塁の守備に苦戦した篠原も冬場のトレーニングで送球の不安を解消、自信が芽生えてきた。

 「チーム一丸で守る」という意識が浸透していることも特長だ。アウトカウントや走者の状況の確認をはじめ、相手打者の特性に合わせた守備位置の指示などを、グラウンドの選手だけでなくベンチの選手たちも徹底。こうした姿勢が隙のない、高い防御力につながっている。

 「甲子園はアウト一つを取るのが大変。目標はまずアウト一つを取ること。それを27個積み重ねていく」。長尾監督はナインに守りの重要性を説く。また、「秋は堅い守りをみせただけに、一つのミスが出たときに地に足を付けて全員でカバーできるかも大事になる」と、不測の事態への心構えも忘れない。

 昨秋の戦いの中で、好投手から点を奪う難しさを何度も味わったナイン。冬場に打力を磨いてきたとはいえ、主将の飛倉は「甲子園は投手のレベルが高いので、勝つには接戦しかない。高商らしい守り勝つ野球ができるかどうかが鍵」と表情を引き締める。

同じジャンルの記事

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.