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四国新聞スポーツ賞決まる 渡辺・バスケ 田中・女子棒高 鹿田・男子110障害

2019/02/15 09:33

渡辺雄太
渡辺雄太

田中伶奈
田中伶奈

鹿田真翔
鹿田真翔

 2018年の県スポーツ界を彩った個人、団体をたたえる「第58回四国新聞スポーツ賞」の受賞者が決まった。選ばれたのは、バスケットボールのNBAで日本人2人目のデビューを果たした渡辺雄太(尽誠高出=三木町出身)ら計3個人。さらなる活躍が期待される晴れの受賞者を紹介する。

渡辺雄太(尽誠高出)日本人2人目のNBAデビュー 世界最高峰で着実前進
 日本人14年ぶり、2人目の米プロNBAデビューを果たしたのが昨年10月末。この3カ月半で10試合に出場しており、中でも10試合目は自身最長約27分のプレーで日本人最多となる10得点を挙げるなど、世界最高峰の舞台で着実に前進している。

 三木町出身。元日本リーガーの両親に育てられて幼少期から素養を高めた。尽誠高で力を磨き、全国高校選抜優勝大会で2年連続準優勝を経験。進学した米大学でも活躍し、卒業後の昨年7月、下部リーグに属しながらNBAに一定期間登録可能な契約をメンフィス・グリズリーズと結んだ。

 身長206センチ、体重93キロ。複数ポジションを務め、多様な戦術に幅広く対応できる。俊敏さや間合いの良さを生かした守備力も持ち味で、リバウンド力も発揮。一方、出場10試合で計29得点だが、元々シュート力も武器の一つだけに「もっと決められたシュートがある」と反省を忘れない。

 対応した相手主力にほんろうされたり、厳しいマークを振り切れなかったり、レベルの高さを痛感する場面も多いが、努力を続けられるのも大きな特長。2月に入り、若手主体に転換したトップチームの中で存在感は増しており、一層の挑戦と躍進に注目が集まる。

 わたなべ・ゆうた 1994年10月生まれ。尽誠高から米ジョージワシントン大に進み、最終シーズンには所属カンファレンス最優秀守備選手に選出された。大学卒業後の2018年7月、NBAグリズリーズと「ツーウエー契約」を結んだ。

田中伶奈(観音寺一高)女子棒高 15年ぶりU20日本新 地道な練習で目標達成
 昨年の高校女子棒高跳び界の顔。夏のインターハイを制して高校日本一に輝き、秋には同一人物が保持していたU20(20歳未満)日本記録、日本高校記録を15年ぶりに更新した。目標に掲げていたタイトル、記録をともに高校最終学年で達成し「目指していたことができた」と笑顔を見せる。

 最もこだわったインターハイは、優勝を決めるまで失敗は1度。抜群の安定感を見せて大会タイの3メートル90で前年2位の雪辱を果たした。10月のU20日本選手権では自己ベストを一気に11センチ更新し、U20日本記録、日本高校記録を1センチ塗り替える4メートル11で圧勝。8日後の県内大会ではさらに記録を1センチ伸ばした。

 信条は「努力すれば報われる」。2年時は度重なるけがもあり、願った結果に届かない試合が続いた。悩んだ時期もあったが「次にいくための試練」と前向きに練習に励み続けたことが、最終学年の飛躍につながった。

 今後について「世界と戦えるレベルになりたい」ときっぱり。春からは香川大に進学予定で、古里からさらなる高みを目指す。目標は東京五輪出場と公言し「今のままでは全然世界と戦えない。走力も体力も上げたい」。夢の実現へ、さらなる研さんを重ねる。

 たなか・れな 2000年6月生まれ。18年はインターハイとU20日本選手権で優勝し、成年に交じって出場した国体は準優勝した。自己ベストはU20日本記録、日本高校記録の4メートル12。162センチ、52キロ。観音寺一高3年。18歳。三豊市出身。

鹿田真翔(飯山中)男子110障害 全国V 努力を重ね大きな自信
 股関節の柔らかさとバネのある筋肉を生かし、走るように障害を跳べるのが持ち味。陸上男子110メートル障害で中学年代の主要全国大会を二つ制し、昨年の中学陸上界でナンバーワンのハードル選手だと結果で証明した。

 全国中学校体育大会(全中)では、前年からの成長を示した。予選落ちした2年時は1学年上との戦いに「最初から無理かなという気持ちがあった」と振るわなかった。

 しかし、最終学年は自信が違った。大会の約2週間前に当時の日本中学新となる13秒79をマーク。「全国優勝してくる」と友人たちに誓い、有言実行をしてみせた。

 大きく飛躍できたのは、日々の積み重ねを怠らなかったからだ。「全中前は気が済むまで(障害を)跳んだ」と振り返るように練習熱心。秋のジュニアオリンピック大会では、一般的な中学規格より7・7センチ高いジュニア障害で14秒03の日本中学最高記録をマークし、栄冠をつかんだ。

 自身の性格については「人前で話すのが苦手」と口べたを自認する。一方、速くなりたいという思いに陰りはない。「いけるところまでいきたい。出る大会、出る大会を頑張りたい」。次のステージでも、会場を沸かせる存在を目指す。

 しかた・まこと 2003年11月生まれ。18年は8月の四国中学総体で、当時の男子110メートル障害の日本中学新となる13秒79をマーク。夏の全中と秋のジュニアオリンピック大会の2冠に輝いた。175センチ、63キロ。飯山中3年。15歳。

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