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目指すは東京パラ カヌーの今井さん(坂出) 急成長の有望株 左脚切断も挑戦1年

2019/01/01 09:33

東京パラ出場を目指して練習に励む今井さん=三豊市高瀬町
東京パラ出場を目指して練習に励む今井さん=三豊市高瀬町

 2012年に原因不明の悪性肉腫を発症し、左脚を切断した整体師の今井航一さん(44)=坂出市元町=が、カヌー競技で20年東京パラリンピックへの出場を目指している。17年秋にカヌーへの挑戦を初めて以降、記録を順調に伸ばし、「技術の向上が前例がないほど早い」と日本障がい者カヌー協会からも注目されている有望選手。3月の海外派遣選手選考会に向けて練習に汗を流す日々だ。

 突然の発症で義足生活を強いられた今井さんは、営業マンを辞めて宇多津町で整体師として開業。現在は平日に仕事をこなす傍ら、パラリンピックの出場枠獲得を目標に掲げて、週末の練習に励んでいる。

 発症前にも剣道などのスポーツを楽しんでいた今井さん。退院後に健康管理のため始めた水泳に没頭すると、15年の全国障がい者スポーツ大会で優勝を飾った。カヌーは未経験だったが、高校時代にカヌー部だった妻の勧めで始めた。

 昨年12月、三豊市高瀬町の国市池で練習を行う今井さんの姿があった。冷たい風が吹く中、介助者の手を借りて義足を外すと白いカヌーに乗り込み、スムーズなパドルさばきで艇を自在に操っていた。

 県パラカヌー協会によると、今井さんがパラリンピックに出場するためには、3月に坂出市の府中湖で行われる選考会で障害の程度が最も軽い「KL3クラス」の男子選手約10人中2位以内に入る必要がある。

 今井さんが出場を予定するのはカヤックの200メートルで、現在のベストタイムは約55秒。「あと5秒縮めたら(パラ出場の)可能性が見えてくる。実績を残し、カヌーを障害者にとって身近なスポーツにしていきたい」と意気込んでいる。

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