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香川スポーツ賞に陸上・田中伶奈、鹿田真翔 バスケ・渡辺雄太に特別賞

2018/12/27 09:37

田中伶奈
田中伶奈

鹿田真翔
鹿田真翔

渡辺雄太
渡辺雄太

 四国新聞社など県内の新聞・通信社、放送計16社のスポーツ担当記者で構成する高松運動記者クラブは、2018年に顕著な活躍を見せた県内アスリートをたたえる「第26回香川スポーツ賞」に、陸上女子棒高跳びの田中伶奈(観音寺一高)、陸上男子110メートル障害の鹿田真翔(飯山中)の2選手を選出。特別賞には米プロバスケットボールNBAでデビューを果たした渡辺雄太(尽誠高出)を選んだ。田中は女子棒高跳びで全国高校総体(インターハイ)を制するなど活躍。U20(20歳未満)日本記録、日本高校記録も樹立した。鹿田は男子110メートル障害で全国大会2冠に輝き、8月には当時の日本中学新をマークするなどした。渡辺はバスケットボールの最高峰の舞台、NBAでデビューを果たした。香川スポーツ賞は原則アマチュア選手が対象だが、日本人2人目の快挙を受け特別賞を贈ることを決めた。香川スポーツ賞は、県内在住または県出身者が対象。年間を通じて最も活躍した選手や団体、選手育成に尽力した指導者らを表彰している。表彰式は来年1月18日、高松市内のホテルで行われる。

陸上女子棒高 田中伶奈(観音寺一高)15年ぶりにU20日本新
 夏のインターハイ陸上女子棒高跳びで優勝。秋には同一人物が保持していたU20(20歳未満)日本記録と日本高校記録を15年ぶりに塗り替えた。「目標のインターハイ優勝も、高校記録の更新もできた」。充実のシーズンに白い歯をのぞかせた。

 最もこだわったインターハイは昨年2位の雪辱を果たした。優勝を決めるまで失敗はわずか1度の抜群の安定感を披露。大会タイ記録の3メートル90で高校日本一に輝いた。

 秋のU20日本選手権では自己ベストを11センチ塗り替え、従来のU20日本記録、日本高校記録を1センチ更新する4メートル11をマーク。さらに、8日後に行われた県内大会では1センチ記録を伸ばした。度重なるけがもあり、昨年6月に4メートル00を跳んで以降ベストを伸ばせず悩んだ時期もあったというが、順位でも、記録でも前年を上回り「努力すれば報われる」と実感を込めた。

 将来は「世界と戦える選手になりたい」と口にする。開催まで2年を切った東京五輪出場への意欲も見せ「今のままでは間に合わない。来季にも日本記録(4メートル40)を跳びたい」ときっぱり。進化を続ける18歳の今後に注目が集まる。

 【略歴】たなか・れな 2000年6月、三豊市生まれ。棒高跳びは高瀬中2年秋から始め、18年はインターハイとU20日本選手権で優勝し、成年に交じって出場した国体では準優勝した。自己ベストはU20日本記録、日本高校記録の4メートル12。162センチ、52キロ。観音寺一高3年。18歳。

陸上男子110障害 鹿田真翔(飯山中)全国2冠、日本中学新も
 陸上男子110メートル障害で、夏の全国中学校体育大会(全中)を県勢10年ぶりに制覇。秋のジュニアオリンピック大会も制して全国2冠に輝いた。

 8月上旬の四国中学総体で、当時の日本中学新となる13秒79をマーク。中学日本一を決める全中を前に、大きな注目を集める存在となった。

 迎えた2週間後の大一番も圧巻だった。決勝では抜群の加速と巧みなハードリングを見せ、出場者で唯一14秒を切る13秒90の好タイムで快勝。見事に主役の座を務め「全国を逃した香川の友達の分まで頑張れた」。ゴール後は両手を大きく上げて喜びを爆発させた。

 股関節の柔らかさとバネのある筋肉を持ち、走るようにハードルを跳べるのが特長。対応力も高く、10月のジュニアオリンピック大会では、一般的な中学規格より7・7センチ高いジュニア障害で14秒03の日本中学最高記録をマークし、栄冠をつかんだ。

 全中前に納得がいくまで練習に明け暮れるなど、ストイックな15歳。「頑張ってきたことが結果につながってよかった」と喜びつつ「来季も活躍できるよう、もっと頑張っていきたい」と表情を引き締めた。

 【略歴】しかた・まこと 2003年11月、丸亀市生まれ。18年8月に110メートル障害で13秒79の日本中学新(当時)を樹立、全中でも優勝した。中学規格より高いハードルで争った秋のジュニアオリンピック大会は14秒03の日本中学最高記録で制した。175センチ、63キロ。飯山中3年。15歳。

特別賞 バスケットボール 渡辺雄太(尽誠高出)NBA出場、日本人2人目
 バスケットボールの世界最高峰、米プロNBAで10月27日(日本時間28日)、日本人2人目のリーグデビューを飾った。「あくまでスタートラインに立っただけ」と謙虚だが、12月17日(同18日)には自身3戦目に出場。次の登場と一層の活躍に向け、期待は高まる一方だ。

 身長206センチ、93キロ。守備力と左利きの正確なシュート、俊敏さが持ち味。複数ポジションをこなすことができ、チームプレーの意識も高い。父、母、姉が元日本リーグ選手の“バスケ一家”で育った努力家で、幼少期からの夢だったNBA出場を見事に実現させた。

 NBA初陣のサンズ戦は4分31秒プレーし、フリースローの2得点と2リバウンド。出場登録やベンチ入りが続く中、迎えた3戦目は昨季王者ウォリアーズ戦。残り3分58秒で登場し、初のフィールドゴールとなるミドルシュートを決めた。

 下部リーグの試合で主力として活躍を続けており、今後もトップチームへの参加が見込まれる。

 【略歴】わたなべ・ゆうた 尽誠高から米ジョージワシントン大に進学し、2018年春卒業。同年のNBAドラフト会議では指名を逃したが、7月にメンフィス・グリズリーズと下部チームに所属しながら一定期間NBA出場が可能なツーウエー契約を結んだ。三木町出身。24歳。

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