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平成最後の島路力走 安田A2年ぶり優勝 2位・苗羽A、3位・池田A 小豆島駅伝

2018/12/03 09:22

一斉にスタートを切る1区の選手たち=土庄町吉ケ浦
一斉にスタートを切る1区の選手たち=土庄町吉ケ浦

2年ぶり30度目の優勝のゴールテープを切る安田Aのアンカー萬代應介選手=小豆島町坂手
2年ぶり30度目の優勝のゴールテープを切る安田Aのアンカー萬代應介選手=小豆島町坂手

3区でたすきを受け走り出す岡本さん=小豆島町蒲生
3区でたすきを受け走り出す岡本さん=小豆島町蒲生

トリプル全区間走破を果たし笑顔を見せる震さん=小豆島町坂手
トリプル全区間走破を果たし笑顔を見せる震さん=小豆島町坂手

通過するランナーを樽太鼓で応援する小豆島中央高の誠心樽太鼓部=小豆島町蒲生
通過するランナーを樽太鼓で応援する小豆島中央高の誠心樽太鼓部=小豆島町蒲生

 小豆郡内の地区代表が世代を超えてたすきをつなぐ「小豆島駅伝競走大会」(小豆郡社会教育振興会、四国新聞社など主催)が2日、土庄町吉ケ浦から小豆島町坂手までの8区間、18・85キロで行われた。14地区32チームが白熱したレースを展開し、安田Aが1時間2分30秒で2年ぶり30度目の優勝を飾った。

 大会は今年で59回目。初冬の島路を舞台にしたスポーツイベントとして定着しており、今回は土庄町内の6地区が11チーム、小豆島町内の8地区が21チームを編成し、中学生以上の男女256人が出場した。

 スタート地点であった開会式で、前回覇者の苗羽Aが大会長の松本小豆島町長に優勝旗を返還し、昨年の優勝メンバーの横手裕太選手が「平成最後の島路を全力で駆け抜けることを誓います」と宣誓。午前8時30分、号砲とともに1区のランナーが一斉にスタートを切った。

 レースは、3区でトップに立った安田Aが首位を守りきって最多優勝回数を伸ばした。11秒差の2位には、池田Aとの最終盤での競り合いを制した苗羽Aが入った。池田Aは序盤から好位置をキープしていたが、苗羽Aとはわずか1秒差で3位にとどまった。大部Aは途中でたすきを落としたままレースを続行し、記録なしとなった。

ベテラン勢の頑張り勝因 安田A・山本監督兼選手 「貯金つくれた」
 「厳しい勝負になると思っていたが、後半に控える中学生2人のために中盤の一般選手で“貯金”をつくれたのがよかった」。2年ぶりに王座を奪還した安田Aの山本睦監督兼選手(45)は、2区を走った自身を含めベテラン勢の頑張りを勝因に挙げた。

 指揮官が話す通り、2、4、5、7区の大人たちを中心に一定のリードを築いたのが大きかった。1区の島外ふるさと選手・石原貴史選手(26)から7位でたすきを受けた山本監督兼選手は「少しでも前へ」と力走し、圧巻の5人抜き。続く3区の小豆島中央高1年小野巧久輝選手(15)は「自分のペースを守るだけ」と冷静に走り、当初34秒差だった首位を区間半ばで捉えることに成功した。

 4区の会社員樋口直也選手(35)が区間賞の走りで2位以下を離すと、5区の自営業三宅真一選手(43)も「集中していた」と前だけを見つめてトップを維持。2位を42秒リードしてたすきを受けた6区の小豆島中2年高橋充希選手(14)は「差を広げてくれたみんなに感謝」と自分の走りを心掛け、区間賞に輝いた7区の会社員大空正利選手(27)の快走につなげた。

 7区までで築いた52秒のリードを生かしてゴールテープを切ったアンカーの小豆島中3年萬代應介選手(15)は「みんなの思いがつながってよかった」と安堵(あんど)の表情。萬代、高橋両選手は16日の全国中学駅伝に出場する小豆島中陸上部のメンバーで、ともに「全国へ弾みがつく」と白い歯を見せた。

 チームは今回の優勝で圧倒的な30回目の頂点。山本睦監督兼選手は「来年は60回の節目なので、ぜひ連覇したい」と前を向いた。

地域の絆、声援後押し 安田E・岡本さん 大鐸A・震さん トリプル全区間走破
 安田Eの岡本清文さん(48)と大鐸Aの震雅稔さん(47)の2人に、全区間を3回走った人をたたえる「トリプル全区間走破」の功労賞が贈られた。

 岡本さんは中学時代を皮切りに、これまで25回以上の出場経験を持つ。大会出場は小豆島駅伝に限っており、その理由は「地区のみんなでたすきをつなぎ、思いを共有できるから」。今後は自身30回目の出場を目指す一方、「同一区間を8回以上走った選手に贈られる『職人賞』の受賞も目標にしたい」と意欲は増すばかりだ。

 震さんはチームの監督兼選手として出場。5区で区間4位の力走を見せ、「チームに貢献でき、ほっとしている」と胸をなで下ろした。今回はけがを抱えてのエントリーだったが、同区間で大鐸Bメンバーの長女夏瑞奈さん(小豆島中央高3年)との「親子出場」を初めて果たし、「念願だったので、うれしい限り」と頬を緩めた。

旧土庄高伝統・樽太鼓で応援 小豆島中央高
 今大会では小豆島中央高(泉谷俊郎校長)の誠心樽太鼓部が初めて沿道の応援に加わった。樽太鼓は旧土庄高から受け継がれたもので、地場産業のしょうゆの醸造用樽で作っている。

 太鼓演奏を披露したのは、2区から3区へのたすきリレーが行われた小豆島町蒲生の同校前。そろいの衣装に身を包んだ部員4人が高校野球の応援に使用する「島高マグマ」など4曲に合わせてリズムよく太鼓を打ち鳴らした。

 2年で部長の山本浩介さん(17)は「良い演奏を届けることができた」と笑顔で話していた。

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