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西村2連覇 史上3人目 全日本剣道選手権

2018/11/04 09:28

 剣道の第66回全日本選手権は3日、東京・日本武道館で64人によるトーナメントで争われ、29歳の西村英久6段(熊本県警)が2年連続3度目の日本一に輝いた。2連覇は1990、91年と98、99年の2度達成した宮崎正裕、2010、11年の高鍋進(ともに神奈川県警)に次いで3人目の快挙。優勝3度以上は史上5人目。

 西村は準決勝で世界選手権覇者の安藤翔5段(北海道警)を得意の小手2本で退け、内村良一7段(警視庁)と2年連続で顔を合わせた決勝でも1分足らずで立て続けに小手を決めた。内村は4度目の優勝を逃した。

 2年ぶりの日本一を目指した勝見洋介6段(神奈川県警)は準々決勝で安藤に敗れた。

 県勢は松本和明6段(香川県警)が初出場。初戦を突破したが、2回戦で涙をのんだ。

 ▽準々決勝
西村(6)(熊本県警)  コ―   松崎(5)(宮崎県警)
安藤(5)(北海道警) メツ―   勝見(6)(神奈川県警)
内村(7)(警視庁)  メ―   国友(5)(福岡県警)
竹下(5)(大分県警) メメ―メ  前田(4)(大阪府警)
 ▽準決勝
西村 ココ―   安藤
内村 コド―メ  竹下
 ▽決勝
西村 ココ―   内村
(西村は2年連続3度目の優勝)

わずか43秒で快挙 恩師の助言で重圧振り払う
 昨年と同じ顔合わせとなった決勝で、29歳の西村はわずか43秒で鮮やかに2本勝ちした。史上3人目の2連覇にも「今はそういう感覚はない。徐々にくるのかな」と穏やかな表情を浮かべた。

 熊本・九州学院高の先輩で8学年上の内村は3度の日本一を誇り、決勝進出は今回で8度目のつわものだ。得意の小手で先取すると、試合再開の初太刀で再び小手を奪った。1年前と同じ技で日本一をつかみ「内村先輩に胸を借りるつもりでやったのが良かった」とうなずいた。

 2015年に初優勝。連覇が懸かった16年は準々決勝で敗退した。快挙へ2度目の挑戦となった今大会前。重圧に苦しむ西村を救ったのは高校時代の恩師の言葉だった。「米田先生からもっと重圧を感じろ、もっと苦しめと(言われた)。それで自分の中からすっと苦しさが消えた。重圧から逃げているから押しつぶされそうになっているんだと」。あえて正面からプレッシャーと向き合うことで思い切りの良さにもつなげた。

 今年は9月の世界選手権の個人戦で目標だった優勝に届かず、弱気になった時期もあった。最高の形で締めくくり「周りの人に恵まれていると本当に感じさせてもらう一年だった」と気持ちを込めて言った。

すごくうれしい
 西村英久6段の話
 苦しい一年だったので、最後の試合でこういう結果で終われ、すごくうれしい。決勝は思い切ってやろうと思った。内村先輩に胸を借りるつもりで臨んだのが良かった。

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