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福井しあわせ元気国体/香川 天皇杯29位 県選手団・渡辺総監督に聞く

2018/10/10 09:28

「チーム香川の底力を見せてくれた」と語る県選手団の渡辺総監督
「チーム香川の底力を見せてくれた」と語る県選手団の渡辺総監督

県勢入賞一覧
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 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」は9日に閉幕した。香川の獲得得点は、愛媛で開催された昨大会の889点から859.5点に減少したものの、天皇杯(男女総合)順位は昨年30位から一つ上げる29位。目標の6年ぶりの20位台復帰を果たした。レスリング、重量挙げ、セーリング、空手の4競技5種目で優勝するなど目覚ましい活躍を見せた県選手団。渡辺浩三総監督(県教委保健体育課長)に今後の課題などについて聞いた。(聞き手、運動部・寒川修次)

6年ぶり20位台、課題は団体 ジュニア、指導者育成重要
 ―今大会の天皇杯順位は29位だった。結果をどう受け止めているか。

 「今回の出場選手数は422人。昨年と比べて約150人も減る中で、目標に掲げた20位台を達成できた。これだけの成績を残せたことは素晴らしい。期間中に台風で日程変更を余儀なくされた競技もあったが、しっかり調整してくれた。『チーム香川』の底力を見せてくれた」

 ―今年の四国予選突破率は28・7%。この数字をどう捉えていた。

 「前年は開催地の愛媛が予選に参加しない特殊事情もあり、突破率は48・4%だった。その愛媛に国体で強化した選手がある程度残った中、2年前の岩手時の突破率(27・8%)を上回った。これは各競技団体が危機感を持ってチャレンジしてくれた結果。目標の20位台を狙える戦力を送り込むことができると考えていた」

 ―今大会で特に光った競技は。

 「重量挙げは出場全9選手が入賞。昨年も72点と頑張ってくれたが、今年は90点を獲得した。得点でいえばホッケーが70点、空手が65点、セーリング、カヌー、レスリングは40点台。全体で見ると個人種目が非常に活躍したと思う。ホッケーは出場3種別全て初戦の準々決勝で敗れたのは残念だったが、1枠の四国予選を突破したからこそ多くの得点が取れた」

 ―陸上では女子でカテゴリーを超えた活躍もあった。

 「棒高跳びの田中(観音寺一高)と、800メートルの大山(香川一中)はよくやってくれた。田中は成年に交じって2位、大山は高校生に交じって4位で、すごく価値がある。将来性もあり、今後が楽しみだ」

 ―課題は。

 「残念ながら団体がなかなか上位に入れなかった。得点の配分が高い5人以上の団体競技でトップ3にいけたのは、空手の2位にとどまった。団体競技の得点を伸ばしていきたい」

 ―団体で勝つためには何が必要か。

 「ジュニア層からの発掘、育成が必要と感じている。いい選手を早い段階から継続して育成していくことが大事。当然、県単独でできるものではない。各競技団体の皆さんと協力しながらやっていきたい」

 ―今後も競技力を維持、向上させていくために大事なことは。

 「ジュニアの育成とともに、指導者の育成も重要だと考えている。東四国国体から四半世紀が経過した。当時の選手や指導者たちが年齢を重ねた中で、次の世代に指導法をどう受け継いでいくかは、われわれの課題だと思っている」

 ―次回への抱負を。

 「これまで香川が天皇杯20位台をキープしていた時の特徴は、どこかの競技が予想より早期に敗退しても、どこかの競技がカバーする活躍を見せること。それが『チーム香川』と言われるゆえん。今大会はそれができていたように思う。来年も一丸となって20位台を目指したい」

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