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福井しあわせ元気国体 第6日/重量挙げ 妹尾、王者の貫禄 成年男子56キロ級ジャーク連覇

2018/10/05 09:28

【重量挙げ成年男子56キロ級】ジャークで138キロを挙げて優勝した妹尾(東京国際大)=小浜市民体育館
【重量挙げ成年男子56キロ級】ジャークで138キロを挙げて優勝した妹尾(東京国際大)=小浜市民体育館

【重量挙げ成年男子62キロ級】スナッチで116キロを成功させ3位入賞した時任(中大)=小浜市民体育館
【重量挙げ成年男子62キロ級】スナッチで116キロを成功させ3位入賞した時任(中大)=小浜市民体育館

 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」第6日は4日、福井県などで9競技を行い、県勢は4競技に出場。重量挙げは成年男子の4階級が行われ、県勢は56キロ級の妹尾侑哉(東京国際大=多度津高出)が種目別のジャークで2連覇を果たした。

 妹尾はジャークを138キロで勝ち、種目別のスナッチとの合計で争うトータル(得点対象外)でも235キロをマークして1位となった。スナッチは97キロで6位だった。

 重量挙げは、ほかに2選手も入賞。62キロ級の時任飛鳥(中大=多度津高出)がスナッチで3位、ジャークで5位に入り、69キロ級の大塚一樹(香川中央高教)はジャークで6位となった。

 ライフル射撃は成年男子エアピストルの堀水宏次郎(県警)が5位入賞。2日間で争う成年男子センターファイアピストル60発は1日目の競技があり、上原健司(同)が首位につけた。

重量挙げ
(小浜市民体育館)
 ▽成年男子53キロ級スナッチ (1)佐野優図(千葉・日体大職)107キロ=日本新(2)中村(宮崎・みやざき中央支援学校教)95キロ(3)出口(福井・重田組)94キロ
 ▽成年男子53キロ級ジャーク (1)出口貴也(福井・重田組)119キロ(2)山城(沖縄・パーソナルトレーニングスタジオFALCON)117キロ(3)兼元(三重・三重県協会)117キロ
(2、3位は試技順による)
 ▽成年男子53キロ級トータル (1)佐野優図(千葉・日体大職)216キロ(スナッチ107=日本新、ジャーク109)(2)出口(福井・重田組)213キロ(94、119)(3)中村(宮崎・みやざき中央支援学校教)208キロ(95、113)
 ▽成年男子56キロ級スナッチ (1)前田魁(福岡・九州国際大)104キロ(2)東野(徳島・大商大)103キロ(3)平井(埼玉・東京国際大)103キロ
(2、3位は試技順による)
 ▽成年男子56キロ級ジャーク (1)妹尾侑哉(香川・東京国際大)138キロ(2)平井(埼玉・東京国際大)131キロ(3)権田(愛媛・新居浜市役所)127キロ
 ▽成年男子56キロ級トータル (1)妹尾侑哉(香川・東京国際大)235キロ(スナッチ97、ジャーク138)(2)平井(埼玉・東京国際大)234キロ(103、131)(3)東野(徳島・大商大)229キロ(103、126)
 ▽成年男子62キロ級スナッチ (1)平井隼人(岡山・丸五ゴム工業)119キロ(2)押田(富山・自衛隊)118キロ(3)時任(香川・中大)116キロ
 ▽成年男子62キロ級ジャーク (1)平井隼人(岡山・丸五ゴム工業)151キロ(2)押田(富山・自衛隊)150キロ(3)益子(茨城・日大)148キロ
 ▽成年男子62キロ級トータル (1)平井隼人(岡山・丸五ゴム工業)270キロ(スナッチ119、ジャーク151)(2)押田(富山・自衛隊)268キロ(118、150)(3)益子(茨城・日大)263キロ(115、148)
 ▽成年男子69キロ級スナッチ (1)糸数陽一(東京・警視庁)135キロ(2)山根(栃木・日大)127キロ(3)高尾(宮崎・自衛隊)126キロ
 ▽成年男子69キロ級ジャーク (1)原亮太(兵庫・舞子高教)163キロ(2)糸数(東京・警視庁)162キロ(3)高尾(宮崎・自衛隊)159キロ
 ▽成年男子69キロ級トータル (1)糸数陽一(東京・警視庁)297キロ(スナッチ135、ジャーク162)(2)原(兵庫・舞子高教)288キロ(125、163)(3)高尾(宮崎・自衛隊)285キロ(126、159)

  …県勢の成績…
 ▽成年男子56キロ級スナッチ (6)妹尾侑哉(東京国際大)97キロ
 ▽同56キロ級ジャーク (1)妹尾侑哉(東京国際大)138キロ
 ▽同56キロ級トータル (1)妹尾侑哉(東京国際大)235キロ(スナッチ97、ジャーク138)
 ▽同62キロ級スナッチ (3)時任飛鳥(中大)116キロ
 ▽同62キロ級ジャーク (5)時任飛鳥(中大)133キロ
 ▽同62キロ級トータル (5)時任飛鳥(中大)249キロ(スナッチ116、ジャーク133)
 ▽同69キロ級スナッチ (9)大塚一樹(香川中央高教)120キロ
 ▽同69キロ級ジャーク (6)大塚一樹(香川中央高教)152キロ
 ▽同69キロ級トータル (7)大塚一樹(香川中央高教)272キロ(スナッチ120、ジャーク152)

自信の種目で圧倒
 昨年王者の力を見せた。重量挙げ成年男子56キロ級ジャークは、妹尾(東京国際大)が2位に7キロの大差をつける快勝で2連覇。「今の自分ができる試技をやれた」と笑顔をふりまいた。

 先に行われたスナッチは苦しんだ。試技3回のうち、成功は97キロを挙げた2回目だけ。入賞圏の6位は確保したものの「最低でもクリアしたかった」という100キロを下回る結果だった。

 理想にほど遠いスタート。ただ、続くジャークにはこだわりがあった。昨大会だけでなく、多度津高時代にも頂点に立つなど、好成績を収め続けてきた得意種目。「ジャークは負けたくないし、香川のために1点でも多く得点を取る」。

 いざ始まると圧巻だった。出場16選手のうち14人が131キロまでに試技を終え、残る1人も最終試技を残すのみとなる中、1回目の試技に登場。成功すれば暫定首位に立ち、2位以上を一発で決める132キロを力強く頭上に運んだ。

 残る選手の試技も終わり、優勝が確定した後も集中力は切れなかった。「先生(藤田監督)に指示された重さを挙げるだけ」。2回目に135キロ、3回目にはトータル1位もつかむ138キロを成功させた。

 大学4年生。最終学年の今季、目指すのはジャークの大学記録(150キロ)の更新だ。不調で成功率が低かったというシーズンで完璧な試技をそろえての頂点。22歳は「3本とも成功できたことは次につながる。最後に大学記録を更新し、笑って終わりたい」と意気込んだ。

時任(中大=多度津高出)3位  成年男子62キロ級スナッチ 監督の助言受け集中
 重量挙げ成年男子62キロ級スナッチで時任(中大)が3位入賞。高校時代に指導した藤田監督(多度津高教)は、「上出来。成長したと思う」と教え子の活躍に目を細めた。

 9月にあった関東大会。時任はスナッチの試技を全て失敗し、自信を失った。悩みを抱えたまま帰郷した先月、藤田監督から「バーベルを持つ前に力まず、自分の試技をイメージしろ」と高校時代と同じ助言を受け、持ち味のスタイルを思い出したという。

 迎えた今大会では、両種目の試技各3回を全て完璧に成功させ、最後の試技を終えると軽くガッツポーズ。関東大会で抱いた不安を払しょくできた喜びを無意識に表現した。

 「監督の指示を守り、自分の試技に集中した」と時任。スナッチでは110キロ、114キロに続き自己記録の116キロを挙げて見せた。ジャークも3回目に133キロを成功させ5位と健闘した。

 「体力不足を修正して、来年の国体ではもっと上位を目指したい」。納得の3位に終始、笑顔だった。

大塚(香川中央高教)6位 成年男子69キロ級ジャーク 技術で成功させた
 大塚一樹(香川中央高教=成年男子69キロ級ジャークで6位)ジャークの方が調子がよかった。体力ではなく、技術で152キロを成功させた。ただ、得意のスナッチでも入賞したかった。3度目の試技で121キロを失敗したのは練習不足。

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