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福井しあわせ元気国体 第5日/県勢、入賞ラッシュ レスリング 少年男子グレコ71キロ級V 日下(高松北高)最強を証明

2018/10/04 09:32

【レスリング少年男子グレコローマンスタイル71キロ級決勝】逆転の投げ技を決める日下(高松北高・後方)=福井県おおい町総合運動公園体育館
【レスリング少年男子グレコローマンスタイル71キロ級決勝】逆転の投げ技を決める日下(高松北高・後方)=福井県おおい町総合運動公園体育館

【レスリング少年男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝】相手を持ち上げ、投げ技を狙う竹下(高松北高)=福井県おおい町総合運動公園体育館
【レスリング少年男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝】相手を持ち上げ、投げ技を狙う竹下(高松北高)=福井県おおい町総合運動公園体育館

 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」第5日は3日、福井県などで16競技を行い、県勢は5競技に出場。レスリングとセーリングの2競技で優勝を果たしたのをはじめ、入賞ラッシュとなった。

 レスリングはグレコローマンスタイルの各種目準決勝以降を実施。少年男子で71キロ級の日下尚(高松北高)が県勢の少年勢10年ぶりの頂点に立ち、60キロ級の竹下航生(同)が準優勝した。

 セーリングはこの日予定されていた最終日の競技が無風で中止。少年女子420級は第3レース終了時の順位が最終成績となり、暫定首位だった多田晴香・林千華(高松商高)が栄冠をつかんだ。少年女子レーザーラジアル級は石田穂乃香(同)が8位入賞した。

 このほか、カヌーは200メートルが行われ、県勢は森黒大(坂出工高)と田部元基(高瀬高)が組んだ県選抜が少年男子カヤックペアで3位に入るなど4種目で入賞。ライフル射撃では成年女子エアピストルで茨木里彩(県警)が自身最高位となる4位入賞を果たし、静岡県で行われている馬術では、成年男子国体総合馬術で松永大(ライディングクラブritmo)が4位に入った。

レスリング
 (福井県おおい町総合運動公園体育館)
 ▽成年男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝
清水早伸(埼玉・自衛隊) Tフォール5分5秒 丸山智也(山梨・山梨学院大)

 ▽成年男子グレコローマンスタイル67キロ級決勝
河名真寿斗(福島・クリナップ) 7―3 中橋涼(愛媛・日体大)

 ▽成年男子グレコローマンスタイル72キロ級決勝
井上智裕(神奈川・富士工業) 10―8 瀬野春貴(愛知・日体大)

 ▽成年男子グレコローマンスタイル77キロ級決勝
泉 武 志(愛媛・一宮グループ) 3―1 前田 祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)

 ▽成年男子グレコローマンスタイル87キロ級決勝
岡 太 一(鳥取・自衛隊) 5―0 鶴田 峻大(沖縄・自衛隊)

 ▽成年男子グレコローマンスタイル97キロ級決勝
塩川 貫太(長野・クリナップ) 9―6 天野 雅之(福岡・中大職)

 ▽成年男子グレコローマンスタイル130キロ級決勝
金沢 勝利(岩手・自衛隊) 4―1 荒木田進謙(青森・レッスル・アカデミー)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル51キロ級決勝
佐々木風雅(長野・上田西高) フォール1分35秒 塚田京(埼玉・埼玉栄高)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル55キロ級決勝
松 井 謙(岐阜・中京学院大中京高) Tフォール3分40秒 堤 孔 一(静岡・沼津城北高)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝
曽我部京太郎(愛媛・今治西高) Tフォール3分45秒 竹下 航生(香川・高松北高)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル65キロ級決勝
小林 大悟(山梨・山梨農林高) Tフォール3分30秒 松居 俊伍(福井・敦賀気比高)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル71キロ級決勝
日 下 尚(香川・高松北高) Tフォール2分23秒 水口 竣介(奈良・大和広陵高)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル80キロ級決勝
西田 衛人(山梨・韮崎工高) 3―2 今村 大地(東京・自由ケ丘学園高)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル92キロ級決勝
玉岡 颯斗(群馬・館林高) 4―1 佐 川 健(神奈川・磯子工高)

 ▽少年男子グレコローマンスタイル125キロ級決勝
奥村 総太(滋賀・栗東高) 4―1 柳田 孔明(岡山・高松農高)

 …県勢の成績…
 ▽少年男子グレコローマンスタイル60キロ級準決勝
竹下航生(香川・高松北高) 3―0 萩原大和(埼玉・花咲徳栄高)
 ▽同決勝
曽我部京太郎(愛媛・今治西高) Tフォール3分45秒 竹下航生(香川・高松北高)
 ▽同グレコローマンスタイル71キロ級準決勝
日下尚(香川・高松北高) Tフォール1分48秒 稲葉洋人(長野・上田西高)
 ▽同決勝
日下尚(香川・高松北高) Tフォール2分23秒 水口竣介(奈良・大和広陵高)

全4戦 Tフォール勝ち
 圧勝劇は最後まで続いた。レスリング少年男子グレコ71キロ級決勝。先に2点を許したが、今の日下(高松北高)には関係がなかった。相手の背後から前で両手をクラッチさせての豪快な反り投げで4点を奪い、さらに同じ技で4点。最後も投げ技で試合を決め、夏の全国高校生グレコとの2冠を達成。最強を証明し「優勝できてほっとしている」と余韻に浸った。

 4試合すべて試合時間の6分間をフルで戦わない圧勝だった。それどころか、第1ピリオド終了を告げるブザーすら一度も聞かず、すべてテクニカルフォール勝ちとなる8点差以上をつけた。
 圧勝劇を生んだ土台は、小学高学年から中学3年まで取り組んだ相撲。稽古で培った腰の重さで後ろに下がらず、前に出続ける。だから、繰り出す技が次々と決まった。

 さらに、高校生には負けないという自負を得たことが大きい。今年4月の全日本ジュニア選手権72キロ級で大学生に交じって2位に入り、7月のアジアジュニア選手権でも3位。普段から指導する竹下監督(高松北高教)は「あれで自信をつけ、一気に成長した」。土台と自信がかみ合い、今回と同じ第1シードで初戦敗退した昨年の雪辱を果たした。

 大会前の抱負「圧倒的に勝つ」を実現したかに思えるが、本人は「昨年の失敗があって慎重になり、動きは硬かった」と納得していない。「将来は世界で活躍したい」と話す17歳は底が知れない。

竹下(高松北高)2位 少年男子グレコ60キロ級 絶好機返され落胆
 レスリング少年男子グレコ60キロ級決勝で竹下(高松北高)はテクニカルフォールで敗れ、2年連続の準優勝。幼少期から一緒に練習してきた1学年上の日下(同)との同時優勝を果たせず「優勝以外意味はない」と落胆を隠さなかった。

 8月の全国高校生グレコと同じ決勝カードで、再び曽我部(愛媛・今治西高)に屈した。明暗を分けたのは、今大会初失点となる2ポイントを許した後の攻防。相手を斜め後ろから投げようとしたが決めきれず、返し技を許して6点差に。絶好の得点機を逃して点差を広げられ「あそこで点を奪えていたら絶対勝てた試合」と悔しがった。

 高校1年時の昨年から全国高校生グレコ、国体はすべて2位となった。最終学年となる来年に向け「今年の悔しさをバネに、来年は必ず全国タイトルを取る」。敗戦を糧に成長を誓った。

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