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第90回記念センバツ 英明3年ぶりの春 戦力を見る(上)攻撃力 しぶとい打線、長打力も 走塁など細部の詰め不可欠

2018/03/14 10:00

打撃練習に汗を流す英明ナイン
打撃練習に汗を流す英明ナイン

昨秋の県・四国大会の打撃成績
昨秋の県・四国大会の打撃成績

 昨秋の公式戦8試合のチーム打率は2割7分9厘、1試合平均得点は4・6点。選抜出場36校で比較すると、チーム打率は6番目に低く、平均得点は松山聖陵と並んで3番目に少ない。

 攻撃力を示す数字が表すように迫力不足は否めない。ただ、数字だけでは計れない秘めた力を持っている。

 県大会5試合は2桁安打がなく、全て3点差以内の接戦となった中、3試合で逆転勝ち。劣勢でも焦らず、少ない好機を逆転につなげたしぶとさは本物だ。高松商との準決勝では1番加藤が逆転につながる同点ソロ、大手前高松との決勝では7番中村がソロを放つなど、上下位に一発長打がある選手がいるのも頼もしい。

 また、四国大会では初戦の高知戦で12安打8得点、準決勝の高松商戦では13安打12得点。一気に畳み掛ける集中力があることも証明した。

 個々を見ると、打率4割超は3番田中と6番山上のみ。ほかは3割台がおらず、大半が2割台だが、中村はチーム一の7打点と下位打線を引っ張った。加藤はセンスがあり、主砲千原は逆方向へ長打が打てるのが魅力。犠打飛も先発全員が記録。派手さはないがつなぐ意識は強い。

 対外試合が8日に解禁となって4試合を消化し、戦績は1勝3敗。2試合は2桁安打を放ったが、筑陽学園(福岡)とのダブルへッダーは無得点に終わった。

 打線は水ものと言われる通り、香川監督は「打つ方は当てにならない」と意に介さない。それ以上に、犠打の精度や相手のミスを逃さない走塁、ランナーコーチの判断力など細かな部分に目を光らせた。

 甲子園で大量点を奪うのは容易ではない。加えて、チーム盗塁数は昨秋の公式戦で一つと機動力を欠くだけに、やはり犠打や状況に応じた進塁打、そつのない走塁などが得点の鍵になる。

 本番までに予定している練習試合は5試合。主将の千原は「(筑陽戦で)力のなさを思い知らされた。残る実戦で細かなところを詰めていきたい」と気を引き締める。

   ◆   ◆   ◆ 

 第90回選抜高校野球大会(23日から13日間・甲子園)の開幕が10日後に迫った。四国代表として3年ぶり2度目の出場を決めている英明ナインは、一冬を越えてたくましさを増し、今は投攻守の最終確認に汗を流す。第一の目標は同校初の春1勝。新たな歴史を刻むため、聖地に乗り込むチームの戦力を紹介する。

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