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荻田(観一高出)初V、世界切符/陸上日本選手権

2015/06/28 09:33

【男子棒高跳び決勝】優勝した荻田大樹=デンカスタ
【男子棒高跳び決勝】優勝した荻田大樹=デンカスタ

 陸上の世界選手権(8月・北京)代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は27日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、男子棒高跳びは、8月の世界選手権参加標準記録(5メートル65)を突破している荻田大樹(ミズノ=観音寺一高出)が5メートル50で初優勝し、代表入りが決まった。土井翔太(三観陸協)も5メートル40で2位に入り、香川県勢が上位を独占した。

 200メートルの男子は参加標準記録に到達していた藤光謙司(ゼンリン)が20秒32で5年ぶりに優勝し、代表入り。日本陸連が定めた派遣設定記録を突破済みの高瀬慧(富士通)も20秒57で2位となり、代表となった。女子は福島千里(北海道ハイテクAC)が23秒23で5連覇を達成し、代表に選ばれた。

 男子で走り高跳びを2メートル26で制した戸辺直人(つくばツインピークス)、1万メートルで勝った鎧坂哲哉(旭化成)も代表となった。

 男子棒高跳び以外の香川県勢は、女子砲丸投げの山本舞(大体大=観音寺中央高出)が14メートル22で7位に入り、3年連続の入賞。男子400メートル予選で木村和史(四電工)が45秒96の県新記録で決勝に駒を進めた。

 100メートル予選で男子は高瀬が10秒40の1組1着、山県亮太(セイコーホールディングス)は10秒60の2組3着で28日の準決勝に進んだ。女子で6連覇を狙う福島は11秒39の1組1着で通過した。

 【男子】
 ▽200メートル (1)藤光謙司(ゼンリン)20秒32(2)サニブラウン(東京・城西高)20秒57(2)高瀬(富士通)20秒57
 ▽1500メートル (1)荒井七海(東海大)3分43秒47(2)広瀬(大阪ガス)3分43秒86(3)高谷(JR東日本)3分44秒04
 ▽1万メートル (1)鎧坂哲哉(旭化成)28分18秒53(2)設楽(ホンダ)28分31秒32(3)星(富士通)28分37秒37
 ▽走り高跳び (1)戸辺直人(つくばツインピークス)2メートル26(2)衛藤(AGF)2メートル26(3)平松(筑波大)2メートル23
 ▽棒高跳び (1)荻田大樹(ミズノ)5メートル50(2)土井(三観陸協)5メートル40(3)山本(トヨタ自動車)5メートル30
 ▽三段跳び (1)石川和義(長野吉田AC)16メートル30(2)山本(順大)16メートル24(3)藤林(立命館AC)16メートル24=追い風参考
 ▽円盤投げ (1)堤雄司(群馬綜合ガードシステム)57メートル15(2)米沢(東海大)55メートル54(3)知念(ゼンリン)55メートル51
 ▽ハンマー投げ (1)野口裕史(群馬綜合ガードシステム)71メートル98(2)田中(チームミズノ)68メートル80(3)土井(流通経大ク)67メートル64

 【女子】
 ▽200メートル (1)福島千里(北海道ハイテクAC)23秒23(2)藤沢(セレスポ)23秒81(3)市川(ミズノ)24秒07
 ▽400メートル (1)青木沙弥佳(東邦銀行)53秒05(2)藤沢(セレスポ)53秒14(3)石塚(東大阪大敬愛高)53秒44
 ▽1500メートル (1)須永千尋(資生堂)4分15秒69(2)陣内(九電工)4分16秒10(3)森田(パナソニック)4分17秒33
 ▽100メートル障害 (1)紫村仁美(佐賀陸協)13秒27(2)田中(甲南大)13秒30(3)青木(環太平洋大)13秒42
 ▽走り幅跳び (1)岡山沙英子(広島JOC)6メートル21(2)平加(北海道ハイテクAC)6メートル10(3)永井(長谷川体育施設)5メートル99
 ▽砲丸投げ (1)太田亜矢(福岡大)15メートル65(2)松田(国士舘大)15メートル14(3)郡(東大阪大敬愛高)15メートル07

力は出せた
 土井翔太
(男子棒高跳びで2位に入り)5メートル40を1度目の試技でクリアして3位以内に入る目標を達成できた。コンディションが悪い中、持っている力は出せたと思う。今後も精進して、来年は日本選手権で優勝し、リオ五輪を目指したい。

悪条件も集中力維持
 男子棒高跳びの荻田は3度目の試技で5メートル50のバーを越えると、両手でガッツポーズをつくった。「日本選手権で初めての優勝。自分の中ですごく大きな1勝になった」と言うと、顔からは自然と笑みがあふれた。

 雨に加え、時折強風も吹く悪条件は「今までの試合の中で一番ひどいんじゃないか」と苦笑いするほどだった。5メートル50の1、2度目の試技は「風が強くて難しかった」と、踏み切らずにバーの下をくぐって終わった。

 それでも「1回のチャンスをどうやってつかんでいくか」と集中は途切れなかった。3度目の試技では「ちょっといい風が吹いた。切り替えてその1本に懸けた」と抜群の集中力を発揮し、この日最高のジャンプを見せた。

 今までは助走のスピードに頼った跳躍だったが、今季は「助走をコントロールして、最後に力を伝えられるように意識してやっている」と言う。徐々にしっかり踏み切れるようになった手応えもある。世界選手権の代表入りも決定し「まずは予選通過。あとはジャパンをできるだけ高い位置に上げられるように」と目標を掲げた。

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