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四国Cスタ丸亀こけら落とし/阪神―ソフト戦

2015/03/04 09:30

四国Cスタ丸亀完成記念として行われた阪神―ソフトバンクのオープン戦。雨の中、多くの観客が詰め掛けた=香川県丸亀市金倉町
四国Cスタ丸亀完成記念として行われた阪神―ソフトバンクのオープン戦。雨の中、多くの観客が詰め掛けた=香川県丸亀市金倉町

ソフトバンク戦に先発し、5回を6安打無失点と好投した阪神・石崎=四国Cスタ丸亀
ソフトバンク戦に先発し、5回を6安打無失点と好投した阪神・石崎=四国Cスタ丸亀

球審を務めた福家審判員=四国Cスタ丸亀
球審を務めた福家審判員=四国Cスタ丸亀

 香川県丸亀市金倉町に完成した四国Cスタ丸亀のこけら落としイベントとして3日、プロ野球オープン戦の阪神―ソフトバンク戦があった。雨が降るあいにくの空模様にも、昨年の日本シリーズと同じカードとなる一戦に、県内外から1万人のファンが訪れて大歓声を送った。

 試合前から長蛇の列ができた。午前3時から並び、外野自由席に一番乗りしたのは琴平町の吉井慎一郎さん(49)。「先頭で球場に入りたいと思っていた。新球場に応援する阪神が来てくれたので、絶対に見に行こうと思っていた」と、声を弾ませた。

 一塁側にあるバーベキューなどが楽しめるピクニックデッキも観客でぎっしり。友人と3人で観戦した三豊市高瀬町の藤村昇平さん(22)は「広いので大勢で来ることができる。バーベキューをして、お酒を飲みながら楽しく観戦できそう」と満足の表情。宇多津町の平山一輝さん(21)は、「場所をゆったりと取ることができる。スコアボードもきれいで見やすい」と四国の球場では初のLEDフルカラースコアボードにも感心していた。

 内野に張り出した特別指定エキサイティングシートも好評。家族らと訪れた高松市三谷町の溝渕令以子さん(34)は「選手と距離がすごく近い。迫力がある」と興奮していた。

 ソフトバンクで先発した大隣憲司投手(30)は「コンパクトに見えたがマウンドに立つと広く感じた。投げやすい球場だった」と話した。

 阪神―ソフトバンク(13時2分、四国Cスタ丸亀、10000人)
ソフト000000300―3
阪 神02030000×―5
▽勝 石崎2試合2勝
▽S 島本3試合1S
▽敗 大隣1試合1敗
▽本塁打 江越1号(2)(大隣)
▽犠飛 江越▽失策 江越
▽試合時間 2時間46分

 【評】阪神は新人の石崎が5回で7三振を奪い、6安打無失点で先発枠入りへ前進した。打線も新人江越が2ランと犠飛で3打点。ソフトバンクは初実戦だった大隣が2回を3安打2失点。武田は制球が甘く、2回で7安打を許した。

新人石崎、毎回の7K 5回を無失点
 マウンドの姿は新人とは思えない。阪神の石崎(新日鉄住金鹿島)は5回を投げて6安打無失点。開幕ローテーション入りを大きく手繰り寄せる毎回の7奪三振の快投に「変化球で三振が取れたのが、きょうの収穫」と充実感を口にした。

 前回の2月22日の中日戦でも3回1失点と好投したが、内角球の使い方に課題を残した。この日はほぼベストメンバーのソフトバンク打線に対し、強気の勝負。松田から内角球で空振り三振を奪うなど「(主力から)真っすぐで三振が取れて自信がつく」と手応え十分だった。

 変化球の精度も上がっている。磨きをかけるチェンジアップで空を切らせる場面があり、自分でも「評価したい」と満足げ。試合の中でスライダーを微調整する修正能力の高さも見せた。

 メッセンジャー、能見、藤浪、岩田に続く先発枠へ、和田監督は「今のところ申し分ない」と高く評価した。「意識はしていない。結果を出してチームに貢献するだけ」と自然体を強調するあたりにも、ルーキーらしからぬ頼もしさがある。

武田、制球乱す
 オープン戦初登板のソフトバンクの武田は、2回7安打3失点と打ち込まれた。それでも「真っすぐはそんなにしっかり打たれていない。あとは変化球の精度の微調整」と前向きだった。

 昨季の日本シリーズ第2戦では7回1失点と阪神打線を手玉に取ったが、この日は制球がまとまらなかった。登板直後の四回には3連打を含む6安打を浴びた。欧州代表と強化試合を行う日本代表にも選ばれている21歳の若武者は「いいところも悪いところもはっきりしている」と淡々と反省点を挙げた。

記念すべき一戦で球審 綾川町出身の福家さん
 新球場での記念すべき一戦で、綾川町出身の福家英登さん(35)が球審を務めた。あいにくの雨空だったが、「こういう機会を与えられてうれしい」と汗をぬぐった。

 福家さんは、米国の審判学校を経て23歳でパ・リーグの審判員に合格。1年ごとの契約という厳しい世界で「どん欲さと努力」を惜しまず実績を重ね、12年目の昨季は1軍の75試合に出場。クライマックスシリーズで球審も務めた。

 「試合では自分を信じてジャッジをするが、これまで満足した試合は一つもない」と向上心は旺盛。この日も「球審として最低限のことはできたと思うが、反省点はある。次に生かしたい」と表情を緩めることはなかった。

 今後の目標は、いまだ経験のない日本シリーズと開幕戦の審判。「まずは今季の開幕戦に選ばれるために、努力を重ねてしっかりアピールしていきたい」と力を込めた。

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