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県選抜21位過去最高タイ/都道府県対抗男子駅伝

2015/01/19 09:43

1区冨原(中央奥)が2区向井にたすきをつなぐ=広島市、第1中継所
1区冨原(中央奥)が2区向井にたすきをつなぐ=広島市、第1中継所


 第20回全国都道府県対抗男子駅伝は18日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、前回2位の埼玉が歴代3位の好記録となる2時間19分14秒で初優勝した。香川県選抜は2区向井(小豆島中)が区間2位の快走を見せるなど3区までで9位。中盤で順位を落としたものの最終7区で盛り返し、現在の距離となった2000年以降で香川県勢最高となる2時間22分32秒を出して21位。惜しくも初の10位台はならなかったが、1999年の過去最高位に並んだ。宮城が24秒差で過去最高の2位に入り、東京が3位。優勝候補に挙がっていた地元広島は13位、前回優勝の長野は19位だった。1区6位の埼玉は、2区の橋本龍(川角中)4区の小山直城(松山高)が区間賞を獲得。7区の服部翔大(ホンダ)らも手堅く走った。宮城はアンカーの村山謙太(駒大)が追い上げたものの及ばなかった。

 【県勢評】3区までで1桁台は初。最高の滑り出しを見せた香川は後続も粘って巻き返し、過去最高タイムをマークして6年ぶりに20位台となった。

 前半は圧巻だった。1区冨原は理想通り19位の好位置でリレー。2区向井は区間2位の快走で10人抜きを演じると、3区中村はそのまま9位をキープ。4区多喜端は二つ下げるにとどめた。

 4区を終えて11位は過去最高だったが5区で25位に後退。しかし、6区で粘って26位、最終7区では熊谷が5人を抜いて21位まで押し上げ、20位台前半という目標を達成した。

【香川の区間記録】
通過順位       区間順位
▽1区19冨原  拓20分31秒
▽2区 9向井 悠介8分44秒=2
▽3区 9中村信一郎24分29秒=9
▽4区11多喜端夕貴14分48秒=30
▽5区25香川 慎吾26分28秒=41
▽6区26井下 大誌9分7秒=28
▽7区21熊谷 拓馬38分25秒=14

いい走りできた
 多喜端夕貴
(4区で粘り)まさか9位で来るとは思わなかった。(3区の)中村さんが「笑顔でいってこい」と言ってくれてリラックスできた。トラックよりタイムは良く、いい走りができた。

リベンジしたい
 香川慎吾
(5区で順位を下げ)なるべく落とさないようにと思ったが、1キロまではうまくいっていたのに周りのスピードが違った。のまれてしまった。次の機会があるならリベンジしたい。

見返したかった
 井下大誌
(6区で区間28位)設定タイムを上回れてうれしい。前がいたので追いつこうと思った。中学生の参加者ランキングは後ろの方。こんなもんじゃないところを見せたかった。

無我夢中だった
 熊谷拓馬
(最終7区で区間14位の5人抜き)無我夢中で走った。どこで抜いたか覚えていない。若い子が頑張っていたので主将として頑張らないわけにはいかなかった。実業団らしい仕事はできたと思う。

讃岐うどん求め長い列 広島の香川県人会が出店
 ○…発着地点となる平和記念公園前の郷土料理コーナーに広島県の香川県人会「広島讃友会」(菅野泰治会長)が今年も讃岐うどん店を出店。あつあつの手打ちうどんを求めて長い行列ができる人気ぶりで、大会を大いに盛り上げた。

 出店は今年で10回目。いりこなどでだしをとり、えびちくわなどをトッピングした本格的な讃岐うどんを提供し、レース前の午前9時半の開店から約5時間で約1200食を完売した。

 讃友会は別のブースでもしょうゆ豆などの特産品を販売。菅野会長は「香川の応援とともに、うどんを通じて香川の良さを多くの人に知ってもらえれば」と話していた。

2区向井(小豆島中)快走 区間2位
 「頼むぞ」。1区冨原から19位でたすきを受けた2区向井は前だけを見ていた。「前が見える位置でつないでくれた。チームに貢献したかった」。軽快なピッチ、弾む体。中学生の参加者ランキング6位の15歳は今季、冨原が持っていた3000メートルの県中学記録を塗り替えた力を発揮し、ぐんぐん加速した。

 1人抜き、さらにまた1人抜く。3キロの道程でかわした選手は2桁に上る10人。2区で県勢最高の区間2位と会心のレースを見せたが、「冨原さんが2年前に出した記録(8分40秒)を破れなかったのが悔しい」。どん欲な姿勢が好結果を生んだと言っていい。

 冨原も県高校ナンバーワンらしい走りでレースをつくった。前日は足が痛いと言いながら、「いけるという根拠のない自信があった」と持ち味のスピードを生かしてラスト1キロまで3位。結局は19位だったが「どうせつぶれるならテレビに映ってやろうと思った」と負けん気の強さを見せ、昨年の自己記録を24秒短縮させた。

 大西監督が特に称賛した県中学、高校の両エースがつくった流れを、3区中村は「そのまま後続につなぐことができた」と笑顔を見せた。年始の箱根駅伝1区を走った21歳は同じ大学生や実業団勢と競り合って区間9位で順位をキープ。「みんなが力通りに走れば上位にいけることを示したかったし、県内の中高生に勇気を与えたかった」

 駅伝にブレーキはつきもの。各区間で県勢最高タイムも出なかった。それでもチーム全体では過去最高タイムを42秒上回った。「万全でない選手がいる中、それぞれが持ち味を発揮し、よくやってくれた」と香川の総合力を示したことに目を細める指揮官は、「来年こそ10位台を目指したい」と選手のさらなる飛躍に期待を寄せていた。

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