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琴勇輝、県勢58年ぶり十両優勝/大相撲夏場所

2013/05/27 09:32

琴勇輝が突き出しで徳勝龍を破る=両国国技館
琴勇輝が突き出しで徳勝龍を破る=両国国技館

 大相撲夏場所千秋楽(26日・両国国技館)白鵬が日馬富士との横綱対決を寄り切りで制し、15戦全勝で2場所連続25度目の優勝を飾った。朝青龍に並ぶ史上3位の優勝回数で、自身が持つ最多記録を塗り替える10度目の全勝優勝。東京開催場所を制したのは2011年秋場所以来。日馬富士は11勝4敗で終えた。大関陣は、優勝を争った稀勢の里が琴奨菊に一方的に寄り倒され、13連勝後は2連敗に終わった。琴奨菊は11勝4敗。琴欧洲は鶴竜を送り出して勝ち越し、かど番を脱出した。鶴竜は10勝5敗。11勝の妙義龍が5度目の技能賞を獲得した。十両は琴勇輝が13勝2敗で初優勝した。希善龍は敗れて6勝9敗で新十両の場所を終えた。名古屋場所は7月7日に愛知県体育館で始まる。
【→参照記事】

琴勇輝 突っ張り一気 県勢58年ぶり神生山以来の十両優勝
 琴勇輝は徳勝龍との2敗対決を制し、香川県勢では1955年秋場所の神生山以来となる十両優勝を果たした。支度部屋の前で待ち構えた師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)と握手すると思わず目頭を押さえ「いろいろかみしめた。最高にうれしい」と語った。

 電車道だった。踏み込みは鋭く、突っ張りもよく伸びて一気に勝負をつけた。優勝を決めると宙を見上げて一息ついた。「優勝が懸かる一番は初めてだが自分らしい相撲だった」と納得顔だ。

 過去最多の9勝を大きく上回る13勝を挙げた。土俵に上がる前から気合が入り過ぎ、集中できなくなる悪癖があったが、今場所は最後の仕切りの瞬間にだけ気持ちを入れている。新入幕だったことし初場所で気合が空回りした反省を生かし「今は冷静。土俵の上でも誰がどこで見ているか分かる」と明かす。

 賞金は4月に医大に入学した弟の彦起さんに館内で手渡した。名古屋場所では、6勝で終わった初場所以来の幕内返り咲きが確実。さらなる飛躍を期し「自分の持ち味を出せるようにしたい」と意気込んだ。

略 歴 
 ▽十両優勝(13勝2敗)
 琴勇輝(ことゆうき=本名榎本勇起)西3枚目、香川県小豆島町出身、佐渡ケ嶽部屋。08年春場所初土俵。11年秋場所新十両。ことし初場所新入幕。得意は突き、押し。177センチ、160キロ。22歳。

希善龍6勝9敗 「貴重な経験できた」
 希善龍の関取初の場所は6勝9敗で終わった。千秋楽も白星で飾れなかったが、「勉強になった。課題もしっかり見えたので、来場所はそれを直して頑張る」とすがすがしい表情を見せた。

 白星スタートした後、負けが先行する厳しい展開。得意の左上手もなかなか取れず、「思うような相撲をさせてもらえなかった。でも6番勝てたことは自信になった」。

 新しいしこ名に関取の証しの大銀杏(おおいちょう)、化粧まわしをしての土俵入り。濃厚な15日間を終え、「最初は緊張したけど、とても貴重な経験ができた」と満足感をにじませた。

 負け越しが決まった前日の取組後、「最後は悔いを残さないようにやりたい」と臨んだ千秋楽。にもかかわらず連敗した悔しさは大きいだろう。この気持ちを忘れず、必死に鍛え直す覚悟だ。

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