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県出身プロボクサー・石本が日本王者挑戦権獲得

2011/10/22 09:37

 香川県高松市出身のプロボクサーでスーパーバンタム級の石本康隆(30)=帝拳=が日本タイトルの挑戦権を県人として初めて獲得した。来春の日本王者との対戦に向け、遅咲きの新星は「最後のチャンスと思い、自分の持ち味を出し切りたい」と意欲を燃やしている。

 石本が念願の挑戦権をつかんだのは、15日に東京・後楽園ホールであった「最強後楽園」。日本タイトルの挑戦権を懸けたトーナメント戦で、スーパーバンタム級日本ランク4位の石本は決勝で同級1位の塩谷悠(31)=川島=を3―0の判定で下し初優勝を飾った。

 名門ジムで鍛えられて日本ランカーになり、日本王者に一歩のところまで上り詰めたが、これまでの競技人生は必ずしも順風満帆ではなかった。

 ボクシングを始めたのは城内中2年のとき。ただ、当時は競技志向は強くなく、本格的に取り組むようになったのは高校を中退してアルバイトに励んでいた18歳のころ。それまで休みがちだったジムに毎日通って汗を流し、試合で勝つ喜びも覚えた。

 しかし試合の機会は思った以上に少なく、「もっとチャンスがほしい」と20歳で一念発起し上京。数あるジムの中から帝拳の門をたたいた。

 周りはストイックに練習するプロボクサーばかり。石本も大いに刺激を受けながらジムワーク、ロードワークに励み、その甲斐あってプロテストには一発合格。4カ月後の2002年11月のデビュー戦も判定ながら勝ちを収めることができた。

 以降、なかなか試合を組んでもらえない苦しさを味わいながらも、05年には東日本新人王戦で準優勝。敗れはしたが、09年4月には元日本スーパーフライ級王者の菊井徹平(花形)とも拳を交え、その後の成長につなげた。

 これまでの戦績は24戦19勝(3KO)5敗。スピードとディフェンス力に優れた右のボクサーファイターは、ジムでは同階級のWBC世界王者・西岡利晃や前WBA世界王者・下田昭文らのスパーリング相手を務めており、「一緒に練習しているチャンピオンより強い相手はいない」と自信を深めている。

 来春のチャンピオンカーニバルで当たるのは、石本がプロ3年目で判定負けを喫した芹江匡晋(伴流)。変則ファイターの難敵だが、25日まで地元でリフレッシュする予定の石本は「昔のジムメートや同級生らと会い、みんなの期待を感じた。その気持ちを自分の拳に乗せ、チャンピオンにぶつけたい」と言葉に力を込めた。

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