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男子5000・渡辺(四国電力)が初V/日本陸上

2011/06/14 09:43

【男子5000メートル】13分37秒41で初優勝した渡辺和也=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
【男子5000メートル】13分37秒41で初優勝した渡辺和也=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 陸上の世界選手権(8月開幕・大邱=韓国)代表選考会を兼ねた日本選手権最終日は12日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、男子5000メートルは世界選手権参加標準記録Bを突破している渡辺和也(四国電力)が接戦を制し、13分37秒41で初の栄冠を勝ち取った。男子やり投げは村上幸史(スズキ浜松AC)が82メートル75の大会新記録で12連覇を達成し、世界選手権代表に決まった。女子200メートルは福島千里(北海道ハイテクAC)が23秒44で2年ぶりに制し、自身初の100メートルとの2冠に輝いた。女子5000メートルは絹川愛(ミズノ)が15分9秒96で初優勝。男子400メートルは金丸祐三(大塚製薬)が45秒68で7連覇し、ともに世界選手権代表になった。男子100メートルは江里口匡史(大阪ガス)が10秒38で3連覇し、女子円盤投げの室伏由佳(ミズノ)は10連覇を遂げた。
【→参照記事】

 【男子】
 ▽100メートル (1)江里口匡史(大阪ガス)10秒38(2)小谷(立命大)10秒40(3)川面(中大)10秒49
 ▽400メートル (1)金丸祐三(大塚製薬)45秒68(2)広瀬(慶大)45秒84(3)石塚(ミズノ)46秒20
 ▽800メートル (1)横田真人(富士通)1分47秒24(2)口野(富士通)1分48秒34(3)牧野(ユティック)1分48秒36
 ▽5000メートル (1)渡辺和也(四国電力)13分37秒41(2)佐藤(日清食品グループ)13分38秒19(3)鎧坂(明大)13分39秒88
 ▽走り高跳び (1)戸辺直人(筑波大)2メートル22(2)衛藤(三重・鈴鹿高専)2メートル19(3)土屋(モンテローザ)2メートル19
 ▽やり投げ (1)村上幸史(スズキ浜松AC)82メートル75=大会新(2)ディーン(早大)79メートル20(3)荒井(七十七銀行)78メートル87
 ▽砲丸投げ (1)村川洋平(スズキ浜松AC)18メートル35(2)豊里(鹿屋体大)17メートル28(3)山田(富士通)17メートル19

 【女子】
 ▽200メートル (1)福島千里(北海道ハイテクAC)23秒44(2)市川(中京大)23秒62(3)今井(至学館大)23秒97(3)岡部(チームミズノ)23秒97
 ▽800メートル (1)岸川朱里(長谷川体育施設)2分3秒34(2)久保(エディオン)2分4秒46(3)陣内(九電工)2分5秒78
 ▽100メートル障害 (1)木村文子(エディオン)13秒32(2)伊藤(関大)13秒48(3)桐山(中京大)13秒56
 ▽400メートル障害 (1)久保倉里美(新潟アルビレックス)55秒81(2)田子(J・VIC)56秒90(3)三木(東大阪大)56秒92
 ▽5000メートル (1)絹川愛(ミズノ)15分9秒96(2)新谷(千葉陸協)15分20秒35(3)小林(豊田自動織機)15分42秒85
 ▽走り幅跳び (1)井村久美子(アイディアメンタルTC)6メートル39(2)高武(福岡大)6メートル34(3)岡山(山口TFC)6メートル29
 ▽円盤投げ (1)室伏由佳(ミズノ)51メートル85(2)高橋(筑波大)51メートル31(3)敷本(アーベント)49メートル17

…その他の県関係決勝記録…
 【男子】
 ▽5000メートル (9)岩崎喬也(四国電力)13分46秒12
 ▽走り高跳び 桑嶋竹志(RATTLE)=記録なし

スピードに自信 冷静レース運び
 日本人選手4人が飛び出し残り400メートルの最終周、「あとはラスト勝負だけ。(勝てる)自信はあった」。スピードが武器の渡辺(四国電力)が思い描いた通りのシナリオだった。バックストレートでさらにギアチェンジし、鋭い加速でライバルの佐藤(日清食品)を引き離してゴール。両手の拳をぐっと握りしめ喜びを爆発させた。

 5000メートルが初出場とは思えない落ち着いたレースぶりだった。2000メートルを過ぎてオープン参加のビタン・カロキ(ヱスビー食品)が飛び出したが、慌てずに第2集団の好位置で様子を見た。

 最後の勝負をしっかりと意識しながら「ずっと力をためていた。周りの息づかいを見てもいけると思った」と温存していた脚力をラストスパートで見せた。

 5月28日、延岡市であった「ゴールデンゲームズinのべおか」で、どしゃ降りの雨の中、日本歴代8位となる13分23秒15をマークし世界選手権参加のためのB標準(13分27秒00)を突破、伏兵として急浮上。注目を浴びた今大会ではその実力を十分にアピールした。

 同種目はA標準突破者がいないため、代表入りの有力候補に挙がる。渡辺も「力をつけて今以上のパフォーマンスを見せたい」と初の大舞台に思いをはせた。

「まだまだ伸びる」松浦監督
 四国電力の松浦監督は、男子5000メートルで初優勝した渡辺の走りに納得し「内容的にも十分、結果を出した。有力候補でしょう」と世界選手権代表入りを見据えた。

 指揮官が「しっかりと仕上がっていた」という調整で、勝算は十分だった。4、5月と自己新を連発し、直後に世界選手権B標準を突破。さらに今月5日までの中国昆明の高地合宿では走りの切れが増したという。

 同じ四国電力所属の大森を2005年の世界選手権、06年のアジア大会1万メートル代表へ育てた松浦監督。23歳の若い渡辺を「まだまだ伸びる」と頼もしそうだった。

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