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陸上男子400障害・河北(石丸製麺)「銅」

2006/12/12 09:44

 ドーハで開かれている第十五回アジア大会で十日、陸上男子四百メートル障害の河北尚広(石丸製麺)が50秒19で銅メダルを獲得した。

 同大会初出場の河北は前日に行われた予選を1位で突破。決勝では前半で波に乗り切れず、優勝した大学の後輩の成迫健児(筑波大)らを追い切れなかったが、粘って3位でゴールした。

 今大会の香川県関係選手のメダル獲得は、ソフトテニス金の中堀成生(NTT西日本広島=香川西高出)、陸上女子ハンマー投げ銅の綾真澄(丸善工業)に続き3人目。

県勢河北、初出場で快挙
 今季世界ランク4位の底力だった。男子四百メートル障害は大型ハードラー、成迫が185センチの長身を生かしたダイナミックな走りで前半から飛ばして金メダル。日の丸をマントにしてトラックを走り「これを夢見てきた。すごくうれしい」と笑顔に充実感をにじませた。

 「プレッシャーは感じていた」と言う。しかし、はね返した。もう一つの目標だった日本記録には届かなかったが、世界選手権銅メダルの為末大(APF)が出場を回避したアジア大会で強烈な存在感を示した。

 夏場に「思わぬどん底」を経験した。初めての欧州遠征では移動や宿泊の手配で四苦八苦の連続。「心身の疲労」から極度の貧血症状になり、一時は体重がベストの75キロから68キロまでダウンした。9月は教育実習で「完全な練習不足」。そんな不安も吹き飛ばした。

 十種競技の選手だった父から「四百メートル障害は世界で勝負できる」と勧められた。「為末さんに次ぐ二番手で終わるつもりはない」。ドーハで自信をつけた22歳の次の照準は、大阪で行われる来年の世界選手権だ。

成長著しい26歳、粘り強さ発揮 男子400Hで3位 河北
 男子四百メートル障害で3位に入った河北(石丸製麺)は「前半のハードルで失敗し、ガタガタしてしまった」。初出場での銅メダル獲得にも反省の言葉が口を突いた。

 9日の予選は最後のストレートで追い上げ、50秒44の1着で決勝へ進出。しかし、決勝は出身大学の後輩で、優勝した成迫(筑波大)に200メートル付近から離された。それでも「なんとかメダルを取りたいと思って、最後まで頑張った」。粘り強く走り抜き、3位でゴールに飛び込んだ。

 タイムは50秒19。自己ベストの49秒17に及ばなかったものの、2003年のユニバーシアードに続く2度目の主要国際舞台で初のメダルをつかんだ。

 成長著しい26歳。今季は来夏の世界選手権(大阪)参加標準記録A(49秒20)を突破するなど、充実したシーズンだった。男子四百メートル障害の層は厚く、同選手権で日の丸を背負うことができるかどうかは今後の成績次第になりそうだが、胸に輝くメダルがさらなる飛躍を予感させた。

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