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合田正和(観音寺出身)NFLEに挑む

2004/12/29 09:38

 米プロフットボール、NFLの下部組織、NFLヨーロッパ(NFLE)の来季に向けた実技試験の合格者がこのほど発表され、攻撃ラインとして27歳の合田正和(オンワードスカイラークス)が初めて選ばれた。190センチ、135キロの体格で、大相撲の序二段だった異色の経歴を持つ。

 香川県観音寺市の伊吹島の出身。中学生で既に体重は130キロ近かった。当時の二子山親方(元大関貴ノ花)がスカウトのため、直々に来訪。人口約1000人の島は大いに盛り上がり「断り切れなくなった」という。1993年の春場所で初土俵を踏んだ。しこ名は「貴伊吹」。大関貴ノ浪の付き人も務めた。だが、進んで入ったわけではない道は「つらくて耐えきれず」に2年で辞めた。

 郷里に戻り、尽誠高に入学、陸上砲丸投げの選手として活躍、2年の夏には四国王者となり、インターハイ出場も果たした。卒業時に、先生からの強い勧めもあり、立命大のアメリカンフットボール部に入った。

 大学時代はけがが多かった。チームも1年生の時に優勝したが、その後は関学大の後塵(こうじん)を拝した。「でも負けて満足しなかったから、社会人で続けた」。ファミリーレストランの社員として調理場で働くかたわら、3年目の今季はレギュラーとしてXリーグ中地区1位に貢献した。

 「相撲の経験は生きている」と説明する。攻撃ラインの仕事は、突っ込んでくる相手を食い止めたり、RBの走路をこじ開けることだ。「足の運びはすり足、相手を押すにはてっぽうとか、通じるところがある」。

 相撲界に入った当初、先輩たちの体に当たると「筋肉の岩かと思った」。その感触があるから、今も少々の相手では驚かない。巨漢ぞろいのNFLEにも「本当に楽しみ」と屈託のない笑顔を見せた。

 高校時代の陸上部顧問で3年間担任も務めた大西力・尽誠高陸上部監督は「好きなことにはのめり込むタイプ。恵まれた体を生かし、ぜひ世界に羽ばたいてほしい」と教え子の飛躍に期待を寄せる。

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