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田渕(坂出高出)復活のV2 水泳

2001/04/22 10:46

<b>【男子400メートル個人メドレー決勝】4分16秒24で優勝した田渕晋</b>=横浜国際プール
【男子400メートル個人メドレー決勝】4分16秒24で優勝した田渕晋=横浜国際プール

 競泳の日本選手権第三日は二十一日、横浜国際プールで男女計11種目の決勝などを行い、男子四百メートル個人メドレーの田渕晋(早大=坂出高出)が、自己の持つ日本記録(4分16秒04)の更新には及ばなかったが、国際大会の派遣標準記録をクリアする4分16秒24で二連覇、世界選手権(7月・福岡)代表を確実にした。

 田渕は予選を1位で通過。決勝では前半を抑え、3種目目の平泳ぎでペースを上げて首位に立った。最後の自由形でもペースを維持し、三木二郎(京都踏水会)の追い上げをかわした。

 男子百メートル平泳ぎは、シドニー五輪4位の北島康介(東京SC)が1分1秒26の日本新で二連勝し、国際大会派遣標準記録を上回って世界選手権代表を決めた。北島は自らの記録を0秒05縮め、前日の五十メートル平泳ぎに続いて日本記録を更新した。

 女子五十メートル自由形は、シドニー五輪8位の源純夏(中大)が25秒14の日本新で五連覇。同二百メートル背泳ぎで初優勝した中村礼子(日体大)、男子百メートルバタフライで六度目の優勝をした山本貴司(近大職)、同四百メートル個人メドレーで連覇した田渕ら計八人が代表の条件をクリアした。

 男子五十メートル自由形は、山野井智広(ヴァージン)が22秒59の日本新で、五度目の優勝を果たした。

上田、気持ちが空回り
 ○…男子二百メートル背泳ぎの上田陽介(田中精密=高松工高出)は予選17位、決勝に進めず「気持ちが空回りした」と肩を落とした。

 二十日の百メートルが尾を引いていた。「狙いを絞っていた。自己ベストは出なかったが、優勝してもおかしくないタイムだった」が、結果は昨年の3位から後退して8位。国際大会への切符も遠のき、気持ちを立て直す間もなく、二百メートルも力のない泳ぎになった。

 昨国体、富山代表として成年二百リレー、百メートル背泳ぎを制した勢いも影をセンめ、「最低。まだ五十メートルがあるんで…」と懸命に気持ちを切り替えていた。

自分の力信じ連覇 田渕 晋
 平泳ぎから最終の自由形へのターン。2位の三木(京都踏水会)との差は半身以上あったが、じりじりと詰まっていった。「目に入りました。でも、最後は今までしっかり練習してきた自分の力を信じました」。世界選手権の派遣標準記録を突破しての連覇に、思わず表情が緩んだ。

 勝つレースに徹した。「他の選手も力を付けているので、後半が勝負と思った」。1種目目のバタフライでは4位、二百メートルが終わった時点で自らが出した日本記録よりも2秒近く遅いペース。順位もまだ二番手。だが、すべては勝つための布石だった。

 他の選手のペースが落ちた3種目目の平泳ぎで、スピードは加速、予定通り抜け出し逃げ切った。「最後は無心だった」という。

 本音は苦しかったのだろう。「ゴールの瞬間、やっとタッチできたという気分。タイム、順位とも不安だった」と明かす。

 だが、いままで前半逃げ切りの展開が多かったレースで、「最後まで力を出し切れた」とも。シドニーの惨敗が確実に成長を後押ししている姿が見てとれる。

 二十二日には四百メートル自由形と日本記録を持つ二百メートル個人メドレーを予定。すでに3種目を消化したとあって「個人メドレーだけに絞るかもしれない」といいながらも、「スタミナの不安? あまりない。体調は日に日によくなっています」。

 世界選手権の切符をほぼ手中にした確信からか、いつもより笑顔が多い。二年連続の日本選手権2種目制覇への期待がふくらむ。

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