カマタマ残留、長崎を後半逆転 J2リーグ第41節

2016/11/13 09:33

 

【カマタマーレ―長崎】逆転勝ちでJ2残留を決め、ハイタッチして喜ぶカマタマーレイレブン=トランスコスモススタジアム長崎

【カマタマーレ―長崎】逆転勝ちでJ2残留を決め、ハイタッチして喜ぶカマタマーレイレブン=トランスコスモススタジアム長崎

 明治安田J2第41節(12日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=11試合)カマタマーレ讃岐は長崎に2―1で逆転勝ち。勝ち点を42に伸ばし、19位に浮上した。最下位金沢、21位北九州がともに引き分けたため、残り1試合で勝ち点差が4に広がり、20位以上が確定。J2残留を決めた。札幌は千葉に2―1で逆転勝ちし、勝ち点を84に伸ばして首位を守った。清水は岡山を2―1で下し、8連勝。町田に敗れた松本とともに同81とし、得失点差で2位に浮上した。上位3チームによる来季J1自動昇格の2位以内の争いは、20日の最終節で決着する。最終節は午後2時から各地で一斉キックオフで行われ、カマタマーレは丸亀市金倉町のPikaraスタジアムで11位千葉と対戦する。

第41節
(2)トラス(讃岐1勝1分け)
カマタマ 2(0―1)1 長崎
ーレ讃岐  (2―0)  10勝17分
10勝12分       け14敗
け19敗         (47)
(42)
▽得点者【長】岸田(4)【カ】木島徹(10)永田(4)
▽観衆 3723人

 【評】カマタマーレは0―1の後半に2点を入れて逆転勝ちした。

 前半はゴール前までボールを運ぶが、得点できず。21分にはクリアミスを長崎のMF岸田に押し込まれて先制点を奪われた。

 反撃したいカマタマーレは後半12分、FW我那覇、MF山本を投入してパワープレーを仕掛ける。これが功を奏し、15分にゴール前のこぼれ球に反応したFW木島徹が同点弾。5分後には右サイドからMF永田が逆転シュートを決めた。以降は気持ちの入った守備で長崎に反撃を許さず、リードを守り切った。

大一番、重圧を力に変え 木島徹同点弾 永田決勝ゴール
 待ち望んだ瞬間が訪れた。カマタマーレが2―1とリードし、長かった4分のロスタイムが終了。長崎の夜空に長いホイッスルが鳴り響き、勝利を決めると同時にJ2残留が決定した。倒れ込むFW木島徹、目に光るものが見えたMF高木。ガッツポーズする北野監督…。41試合目にしてついにJ2に生き残った。
 試合前に最下位金沢、21位北九州が引き分け、勝てば残留が決まる大一番。その重圧を力に変え、チーム一丸で戦った。

 前半に1失点し、追い掛ける中、北野監督が動いた。後半12分にFW我那覇を投入、パワープレーを仕掛けた。3分後、我那覇が相手と競り合いゴール前にこぼれた球に木島徹が「落ちるならここと思って走った」。飛び出した相手GKより先にボールに触れて押し込んだ。20分にもMF永田が「速いボールをゴール方向に打つ」と右サイドから放ったシュートが相手選手に当たってゴールに吸い込まれた。采配が見事に的中し、試合をひっくり返した。

 その後の守りも見事。GK清水が好セーブを見せれば、全員が集中した動きで相手の反撃をはね返し続けた。高木は体を張ってボールをキープし、時計の針を進めた。「気持ちを出せて良かった」と清水。まさに執念だった。

 けが人が続出し、苦しいシーズンだった。それでも、最後は「全員が勝つという強い気持ちを持ち、一つになっていた」と高木。北野監督も「選手、スタッフ全員で勝ち取って残留できた」と、まとまったチームを勝因に挙げた。

選手に感謝
 カマタマーレ・北野誠監督の話
 トレーニングで、我那覇を入れたパワープレーをしてきた。それが徹底できて良かった。今季はけが人が多い中、みんながいろんなポジションをやってくれた。一生懸命に戦ってくれた選手に感謝。

■ピッチサイド
 MF渡辺(攻守に存在感を発揮し)残留を勝ち取れて良かった。準備してきたことが、こういう大事な一戦で結果として出てうれしい。

 DF藤井(残留決定に)苦しいシーズンだった。(長崎戦は)全員で力を合わせて、1点ビハインドの中、2点を取って逆転できた。チームが一つになれた。

記事本文へ
 
 

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.
購読のお申込みは0120-084-459