カマタマ堅守で松本とドロー/J2リーグ

2016/05/16 09:37

 

【カマタマーレ―松本】前半、自陣ゴール前でボールを弾くカマタマーレのGK清水(左から2人目)=松本平広域公園総合球技場

【カマタマーレ―松本】前半、自陣ゴール前でボールを弾くカマタマーレのGK清水(左から2人目)=松本平広域公園総合球技場

 明治安田J2第13節(15日・松本平広域公園総合球技場ほか=11試合)カマタマーレ讃岐は松本と0―0で引き分けた。勝ち点を17に伸ばしたが、順位は12位に後退した。札幌が水戸を1―0で下し、勝ち点26で首位に立った。町田は北九州に0―1で屈して2位転落。地震の影響で4月9日以来の試合だった熊本は千葉に0―2で敗れた。次節は22日に各地であり、カマタマーレは丸亀市金倉町のPikaraスタジアムで首位の札幌と対戦する。

第13節
(1)松本
松本     0(0―0)0 カマタマーレ讃岐
5勝5分け3敗 (0―0)  4勝5分け4敗
(20)           (17)

▽観衆 11402人

 【評】カマタマーレはGK清水を中心とした体を張った守りで松本に得点を許さず、引き分けに持ち込んだ。

 前半は、6分に敵陣でボールを奪ったFW高木からのパスをゴール前のFW木島良がシュート。28分にもカウンターからMF大沢がミドルシュートを放つなど、好連係から相手ゴールを脅かす場面がみられた。

 押し込まれる場面が目立った後半は懸命の守り。13分にはゴール前でフリーになった松本のMF工藤のシュートを清水が好セーブ。ロスタイムにも右CKからDF飯田に頭で合わされたが、清水が好反応で防ぎ、開幕戦以来となる無失点に封じた。

松本と0―0 12戦ぶり無失点 守護神清水、再三好セーブ
 序盤から一進一退の攻防が続き、ともに死力を尽くした好ゲーム。カマタマーレ主将のGK清水は「いつやられてもおかしくなかった。うちにも得点機はあり、出入りの多い試合だった」と熱戦を振り返った。

 チームはJ1降格組の松本を相手に6試合ぶりの白星を狙ったが、結果は開幕戦以来12試合ぶりの無失点でのドロー。清水は「勝ち点3を取りにいっての無失点なので良かった」。再三のピンチを好セーブでしのいだだけに、表情には充実感がにじんだ。

 肝を冷やす場面は何度もあった。まずは前半23分。ペナルティーエリア付近からシュートを放とうとする松本のFW高崎と、果敢に飛び込んだ清水が交錯。「PKか」とも思われたが、ホイッスルは鳴らず、守護神は「あそこは行かなければやられていた。(PKを)取られなくてよかった」と胸をなで下ろした。

 後半に入っても松本は執ように攻め、その度にカマタマーレの選手たちは体を張って失点を防いだ。DF藤井は「(松本は)前線に人が多く、サイドからのクロスも入ってきたので、捕まえにくかった」。ロスタイムにはDF飯田に枠内へシュートを放たれたが、清水が横っ飛びして防いだ。

 チームはここ3試合とも序盤で失点していたが、この日は「魔の時間帯」を乗り切って無失点試合につなげた。北野監督は「木島兄弟、高木の3トップが松本の裏を突き、相手のストロングポイントを抑えた。守り一辺倒でなく、特徴を生かして相手をけん制できたのが良かったのでは」と、無得点にも成果を強調した。

ち越したかった
 カマタマーレ・北野誠監督の話
 通算成績で勝ち越したかった。カウンターチャンスはあったが、フィニッシュには至らず。守備はけが人でメンバーを欠く中、ゼロで抑えたことは評価できる。

ピッチサイド
 FW木島良(古巣の松本と対戦し)前半に惜しい場面が何度かあったが、落ち着いてプレーできなかった。お客さんが多く、テンションが上がってしまった。反省です。

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