カマタマ追撃及ばず、愛媛に1―2/J2リーグ

2014/10/20 09:46

 

【カマタマーレ―愛媛】後半38分、カマタマーレのFW高橋が同点のPKを決める=県立丸亀競技場

【カマタマーレ―愛媛】後半38分、カマタマーレのFW高橋が同点のPKを決める=県立丸亀競技場

 J2第37節(19日・県立丸亀競技場ほか=11試合)21位カマタマーレ讃岐は愛媛に1―2で競り負け、勝ち点30は変わらなかった。20位東京Vは北九州に1―2で逆転負けし、カマタマーレとは勝ち点5差のまま。自動昇格圏内の2位松本は京都と0―0で引き分け、勝ち点71とした。3位磐田も熊本と0―0で引き分けて同63とし、8差は変わらなかった。優勝を決めた湘南は1―2で長崎に敗れて2敗目。次節は26日に各地で行われ、カマタマーレは茨城県のケーズデンキスタジアム水戸で14位水戸と対戦する。

(2)丸亀(愛媛2勝)
愛 媛  2(0―0)1 カマタマ
11勝11 (2―1)   ーレ讃岐
分け15敗        7勝9分け
(44)         21敗
             (30)
▽得点者【カ】高橋(PK)(4)【愛】河原(11)西田(9)
▽観衆 4265人
▽交代【カ】木島(アンド)大沢(古田)我那覇(高木)【愛】村上巧(渡辺一)藤(三原)渡辺亮(堀米)

 【評】カマタマーレは終盤に勝ち越しを許し、連勝が2で止まった。

 カマタマーレは後半16分、愛媛のDF三原のクロスをFW河原に頭で合わされて先制されると、11分後にはDFエブソンが2枚目の警告で退場。数的不利の中、38分にFW高橋がPKを決めて同点に追いついた。さらに攻勢を強めてゴールに迫ったが、逆に隙を突かれてロスタイムに決勝点を奪われ、万事休した。

 前半は組織的な守備から速攻で対抗し、FWアンドレアが2度の得点機を逸機。後半途中、守備の要のエブソンが退場したのも痛かった。

後半10人で同点も…
 10人での戦いを強いられた最後の20分余り。カマタマーレの選手は勝ち点3だけを目指し、精根尽き果てるまでピッチを駆け回ったが、非情にも勝利の女神が微笑むことはなかった。

 0―1の後半27分にセンターバックのエブソンが退場したが、この窮地で誰一人、勝利を諦めなかった。前線にFW2人を残し、守備陣と攻撃陣の役割を明確にすると、同38分にFW高橋が自ら得たPKを冷静に決めて1―1。ただ、そこからが勝負の分かれ目となった。

 引き分けに持ち込むのか、それとも勝利を狙うのか―。勝利を願うサポーターのボルテージは最高潮に達し、「自分たちにも、もう1点いける雰囲気があった」と高橋。引き分けに満足せず、チーム一丸で勝ち越し点を奪いに出たが、結果的にはロスタイムに痛恨の失点を喫し、勝ち点1を逃してしまった。

 2失点目を悔やむ選手もいた中、「勝負したので仕方がない」とは北野監督。高橋も「勝ち点1を取るサッカーが良かったのかもしれないが、それも結果論」と振り返り、「自分たちが2点目を取れていたら、逆の結果になった」と、突き放せなかったことを問題視した。

 同時進行の試合で一時、リードしていた東京Vが終盤に逆転され、勝ち点5差は変わらず、自動残留への望みはつながった。MF山本が「運が完全になくなったわけではない」と言えば、高橋も「諦めている選手はいない」と力強い言葉で残り5試合を見据えた。

悪い形で失点
 カマタマーレ・北野誠監督の話
 プラン通りだったが、後半に悪い形で失点してしまった。1人少ない中で勝つ気持ちを前面によく追いついた。その強い気持ちを持ち、諦めず戦っていきたい。

内容良くない
 愛媛・石丸清隆監督の話
 前半はボールを持たされ、後半は速攻を狙っている相手にチャンスを与えるなど、質の低いサッカーをしてしまった。内容は良くなかったが、勝ててほっとしている。

ピッチサイド
 DF藤井航(終盤に決勝点を喫し)エブソンが退場して難しい試合となった中、せっかく追いついたのに守り切れず、自分が守備をもっとコントロールしなければならなかった。

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