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カマタマ開幕戦勝利 福家、40メートル決勝弾 J3リーグ

2019/03/11 09:20

【カマタマーレ―岩手】前半27分、カマタマーレの福家(21)が先制となるロングシュートを決める=Pikaraスタジアム
【カマタマーレ―岩手】前半27分、カマタマーレの福家(21)が先制となるロングシュートを決める=Pikaraスタジアム

 明治安田J3第1節最終日(10日・Pikaraスタジアムほか=8試合)J2から降格したカマタマーレ讃岐は岩手(いわてグルージャ盛岡)を1―0で下し、白星発進。鳥取、北九州、C大阪U―23(23歳以下)も勝った。今季がJ3初参戦の八戸はG大阪U―23と引き分けた。次節は16、17の両日に各地であり、カマタマーレは17日、丸亀市金倉町のPikaraスタジアムで秋田と対戦する。

(1)ピカスタ
カマタマーレ讃岐1勝(3) 1(1―0)0 岩手1敗(0)
               (0―0)
▽得点者【カ】福家(1)
▽観衆 2342人

 【評】最後まで集中力を切らさなかったカマタマーレが競り勝った。

 先制点は前半27分。ハーフウエーライン付近からFW福家のロングシュートが決まった。ただ、得点はこの1点のみ。高い位置でボールを奪って連続攻撃につなげるなど積極性は見られたが、最後の精度に改善の余地を残した。

 守備はGK清水のビッグセーブなどがあり無失点。帰陣は早く、西野や竹内ら最終ラインと、中盤の距離感も良かった。最終盤の岩手の連続CKも、体を張った守りで同点は許さなかった。

初先発、5年ぶりゴール
 1年でのJ2復帰を掲げるチームに勇気を与える“勝利の放物線”がピッチに浮かび上がった。主役を演じたのは坂出市出身のFW福家だ。

 前半27分。ハーフウエーライン左端付近でボールを奪うと、岩手のGKが前に出ているのを確認し、迷わず右足を振り抜いた。ボールは必死で戻る相手GKの伸ばした左手を越え、ゴールネットに吸い込まれた。

 ルーキーイヤーの2014年4月20日のJ2福岡戦以来、実に5年ぶりの得点は約40メートルのスーパーシュート。「チャンスと思った。早めに打つ決断ができて良かった」と笑みを浮かべた。

 期待の県人Jリーガーも、プロ入り後は5年間でわずか17試合の出場のみ。昨季は開幕前に右膝前十字靭帯(じんたい)を損傷。「今年こそはという気持ちの時に故障して…。正直こんなものかなと思った」と心が折れそうになったという。

 それでも、家族や周囲の支えで気持ちを奮い立たせた。リハビリに励み、肉体改造にも着手。体重は4キロ増加し、スピードも上がった。今季は練習試合などでアピールを続け、この日はプロ入り後、初のスタメンをつかんだ。試合前はまな娘2人とともに入場し、「時間はかかったけれど、子どもと一緒にピッチを歩けて良かった」と感慨深げだった。

 悔し涙を流したJ3降格が決まった日から約4カ月。降格組が簡単に勝てるほど甘くないリーグの初戦を制し、目指す攻撃的サッカーの可能性も示した新生カマタマーレ。主将のDF竹内は「今後も集中してやっていきたい」と長いシーズンを見据え、気を引き締めた。

百点の出来
 カマタマーレ讃岐・上村健一監督の話
 勝ち点3が取れたので百点の出来。控えメンバーも含めてチーム全員で勝ち取った。福家は今季に懸ける思いが素晴らしかった。ゴールだけでなく、いろいろな仕事をしてくれた。

いい選手いる
 岩手・菊池利三監督の話
 カマタマーレは昨季はいい守備から攻撃に転じる展開だったと思う。今年はボールも動かすし、攻撃的なチームに変わってきている。いい選手がいると感じた。

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