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カマタマ残留決められず 勝った長崎はJ1初昇格 J2リーグ

2017/11/12 09:25

【カマタマーレ―長崎】後半、カマタマーレの李周泳(中央)が体を張ってディフェンスする=トランスコスモススタジアム長崎
【カマタマーレ―長崎】後半、カマタマーレの李周泳(中央)が体を張ってディフェンスする=トランスコスモススタジアム長崎

 明治安田J2第41節第1日(11日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=7試合)カマタマーレ讃岐は長崎に1―3で敗れた。勝ち点38、19位は変わらず。長崎は2位が確定し、J1初昇格が決まった。勝ち点を77に伸ばし、1試合を残して自動昇格圏内を確保した。

 福岡は松本と1―1で引き分けて勝ち点73とし、千葉に敗れて同72の名古屋と入れ替わって3位に浮上した。第41節の残り4試合は12日に行われ、カマタマーレは山口が町田に負ければ残留が確定する。

第41節第1日
(2)トラスタ(長崎2勝)
長崎23勝8分け10敗(77) 3(1―0)1 カマタマーレ讃岐8勝14分け19敗(38)
                 (2―1)
▽得点者【長】乾(4)前田(1)翁長(4)【カ】木島徹(6)
▽観衆 22407人

 【評】カマタマーレは長崎に1―3と完敗した。

 前半は何度もあったセットプレーを耐えたが、27分に左サイドからのクロスを中央に走り込んだDF乾に押し込まれて失点。主導権を奪われた。
 後半はポジションの入れ替えなどで徐々にペースをつかみ、17分に左サイドのFW馬場のクロスを、中央でFW木島徹がスライディングしながら流し込んで同点。

 これで勢いに乗るかと思われたが、11分後に自陣ゴール前近くでボールを奪われて失点。37分にも左サイドを突破されて3点目を失い、万事休した。

異様な雰囲気にのまれ
 試合終了の瞬間、クラブ史上初のJ1昇格を果たし、歓喜に包まれた長崎のホームスタジアム。沸き立つ長崎の選手らと詰め掛けた2万人超の観客の大歓声の中、“引き立て役”となったカマタマーレの選手らはがっくりと肩を落とした。

 「同点に追い付くまではよかった」と北野監督。その言葉通り、0―1の後半17分にFW木島徹のゴールで試合を振り出しに戻し、攻勢に出る場面もあった。しかし、この時間帯を相手に耐えられると、28分にクロスのこぼれ球を押し込まれて勝ち越し点を献上。9分後には決定的ともいえる3点目を失った。

 勝てば自力残留が決まっていた一戦だった。強い気持ちを持って挑んだが、長崎のJ1昇格を願うスタジアムの異様な雰囲気にのまれ、セカンドボールの反応などで後手を踏んだのが痛かった。DF武田は「相手の勢いに負けた」と悔やみ、GK清水も「2失点目が痛い。がくっとなった雰囲気があった」と振り返った。

 これで今節での残留決定は山口など他チームの結果次第となった。次節の今季最終戦となるホームの名古屋戦前に決まる可能性もある。ただ、来週は1年間の集大成を見せなければならない。DF岡村は「チームとしてやれることをやれば結果は付いてくる」と自らに言い聞かせるように話した。

ミスもあった
 カマタマーレ讃岐・北野誠監督の話
 雰囲気にのまれた。(勝ち越しされた場面は)ミスもあった。来週は最終戦で名古屋が相手。強いチームなので、良い結果で終われたらいい。

「荷が下りた」 長崎・高木監督
 試合終了を告げる笛が鳴ると、2万人超で埋まった長崎の本拠地スタジアムは地鳴りのような歓声に包まれた。悲願のJ1昇格。「決まって(肩の)荷が下りた」と安堵(あんど)の表情だった高木監督は、12日が50歳の誕生日。選手から1日早い大きなプレゼントをもらった。

 先に試合を終えた名古屋と福岡が勝ち点3を逃したことで、勝てば最終節を待たずに昇格を決められることに。2点目を決めた前田は「知っていたけど、目の前の相手に勝利することだけを考えようと試合に入った」という。一度は同点とされる苦しい展開から快勝につなげ「ほっとした」と話した。

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