天気予報を見る
 
新聞購読申込

カマタマ待望の白星 J2リーグ

2017/06/13 09:26

【カマタマーレ―金沢】後半23分、決勝点となるシュートを決めたカマタマーレの西(右)を高木が抱き寄せる=Pikaraスタジアム
【カマタマーレ―金沢】後半23分、決勝点となるシュートを決めたカマタマーレの西(右)を高木が抱き寄せる=Pikaraスタジアム

 明治安田J2第18節最終日(11日・Pikaraスタジアムほか=7試合)カマタマーレ讃岐は金沢に1―0で競り勝ち、12試合ぶりの勝利を挙げた。勝ち点を13に伸ばし、順位を20位に上げ、降格圏を脱した。長崎は熊本を1―0、愛媛は岐阜を2―0でそれぞれ下した。長崎が勝ち点31で5位、愛媛は同30で7位。水戸は松本を1―0で破り、3連勝とした。次節は17、18の両日に各地であり、カマタマーレは17日に大分県の大分銀行ドームで11位大分と対戦する。

第18節最終日
(1)ピカスタ
カマタマーレ讃岐2勝7分け9敗(13) 1(0―0)0 金沢4勝4分け10敗(16)
                     (1―0)
▽得点者【カ】西(3)
▽観衆 2727人

 【評】カマタマーレは金沢に完封勝ちした。

 立ち上がりの相手の攻勢をしのぐと、徐々にリズムをつかんだ。前半24分はFW原が惜しいヘディングシュート。2分後のMF馬場のシュートも相手GKに阻まれたが、相次いで好機をつくった。

 攻撃が実ったのは後半23分。MF渡辺のスルーパスを敵陣深くで受けたFW仲間がヒールパスし、これをDF西が最後は体ごとゴールに飛び込み貴重な得点を決めた。以降は危ない場面も見られたが、集中力を切らさずに逃げ切った。

気迫前面、泥臭く得点 全員で守って零封
 ピッチでは長く長く感じたロスタイムが終わりを告げた。電光掲示板に刻まれた1―0の数字。カマタマーレが実に第6節の湘南戦以来、70日ぶりに今季2勝目をつかんだ。ガッツポーズする北野監督に笑顔でハイタッチする選手たち、沸き立つサポーターら。待ち望んだ瞬間にスタジアムは喜びの渦に包まれた。

 「プライドをしっかり持って最後まで戦えた選手は本当にすごい」と指揮官。意地を前面に出し、気迫が勝利を呼び込んだ。

 顕著に表れたのは決勝点の場面。DF西はシュートを一度は相手GKに遮られたが、こぼれ球をゴールポストにぶつかりながらも体ごと押し込んだ。決してきれいな形ではないが、懸命に泥臭く奪った得点。「考えるというよりも(前へ)いけば入ると思っていた。気持ち」と笑みを浮かべた。

 守りでは前線のFW原を含め全員が体を張った。7年目でJリーグ初先発のGK松原も「チャンスを生かす」と懸命のプレーでゴールを死守。DF高木は一度相手にかわされても、再び食らいついてボールを奪おうとした。まさに執念だった。

 結果が出ない日々にチームがまとまり切れない時もあった。高木は「落ち込んでなかなか眠れない日もあった」と明かすなど、個々に悩みも抱えた。そんな苦しみを一丸となって乗り越え、ようやく手にした一勝。背番号10は「良かった」と、仲間の気持ちを代弁するように勝利の余韻をかみしめた。

 降格圏を脱し、久しぶりの勝ち点3を手にしたとはいえ、現状はまだまだ厳しい。しかし、この日の勝ちは状況が好転する大きな最初の一歩となるに違いない。高木は「きっかけにしたい。次も頑張る」と、力強く反攻を誓った。

ほっとしている
 カマタマーレ讃岐・北野誠監督の話
 2勝目までが長かったのでほっとしている。選手もスタッフも勝つためにトレーニングをしっかりやってくれた。(GKの松原)修平は7年目にして初出場。無失点で抑えたのは(何かを)持っている選手だ。

一からやり直し
 金沢・柳下正明監督の話
 選手たちはうまくはないのでミスはあるが、全然気持ちの入っているプレーが見られなかった。そこが残念。持っている100%の力を出せば勝ち点は取れるのに。また、一からやり直したい。

ピッチサイド
 DF中島
(復帰戦で無失点に抑えるも)競り合いで勝てないし、最後のクロスにも触れなくて最悪だった。(同じCBの)エブソンに助けられた。また、次頑張りたい。

同じジャンルの記事

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.