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カマタマ初戦突破/天皇杯サッカー第2日

2016/08/29 09:31

【カマタマーレ―今治FC】後半20分、カマタマーレの渡辺(右端)が決勝点となるFKを決める=Pikaraスタジアム
【カマタマーレ―今治FC】後半20分、カマタマーレの渡辺(右端)が決勝点となるFKを決める=Pikaraスタジアム

【1回戦・C大阪―アルヴェリオ高松】前半、C大阪の攻撃をはね返すアルヴェリオ高松のMF大西(23)=キンチョウスタジアム
【1回戦・C大阪―アルヴェリオ高松】前半、C大阪の攻撃をはね返すアルヴェリオ高松のMF大西(23)=キンチョウスタジアム

 サッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、四国新聞社など共催)第2日は28日、香川県丸亀市金倉町のPikaraスタジアムなどで1回戦10試合が行われた。県勢は、J2カマタマーレ讃岐がFC今治(愛媛)を1―0で下して2年連続で2回戦に進出。県代表のアルヴェリオ高松はJ2C大阪に0―10で敗れ、初戦で姿を消した。

 J1勢の福岡はJ3の鹿児島(鹿児島)に7―2で、磐田は岐阜セカンド(岐阜)に7―0でそれぞれ圧勝した。J2勢はカマタマーレ、C大阪のほか、横浜FC、熊本、松本、金沢、京都が順当に勝ち上がった。J3の盛岡(岩手)は早大(東京)を退けた。

 2回戦は9月3、7日に実施。カマタマーレは3日に同スタジアムでJ2愛媛と対戦する。

 ▽1回戦
カマタマーレ讃岐(J2) 1(0―0)0 FC今治(愛媛)
              (1―0)
▽得点者【カ】渡辺

 【評】カマタマーレが堅守で接戦を制した。

 0―0の展開が続く中、待望のゴールが生まれたのは後半20分。FW渡辺がペナルティーエリア付近で得たFKを、直接決めて先制した。以降は幾度となく迎えた決定機で追加点を奪えなかったが、守備が機能。きっちりとブロックを組み、最後まで集中した動きで相手に得点を与えなかった。

渡辺鮮やかFK 今治下す
 元日本代表監督の岡田氏がオーナーを務める注目度の高いFC今治が相手、リーグ戦3連敗中のチーム状態、受けて立つ立場…。さまざまな難しい条件を、FW渡辺が右足で吹き飛ばした。

 後半20分、ペナルティーエリア付近で自らが倒されて得たFK。ゴールまで近い距離だったが、「自信があった」。相手GKの位置などを確認して右足で蹴ると、ふわりと浮いたボールは壁の上を越えてゴール左上に吸い込まれた。相手GKが一歩も動けない技ありの一発に、背番号5は「全てうまくいった」と白い歯をのぞかせた。

 前後半通じて試合を支配した。3戦連続3失点の守備も修正。後半は4バックに変更するなどして、相手に反撃を許さなかった。リーグ戦再開後を見据えていただけに、DF荻野は「全員で我慢できた」とほっとした様子。北野監督も「意思統一ができていた。気持ちは楽になった部分はある」と評価した。

 追加点を奪えなかった点や、同じカテゴリーの相手との対戦できょうと同様に無失点でしのげるかは課題として残る。ただ、まずは悪い流れを断ちきり結果を残したことが重要。ゲームキャプテンを務めたMF高木は、「天皇杯でやるべきことをしっかりとやり、リーグ戦につなげたい」と2回戦の愛媛戦を見据えていた。

意思統一できた
 カマタマーレ・北野誠監督の話
 相手のやりたいことをやらせなかったのは良かった。J2のチームだったらやられていた部分はあったが、無失点で抑えられた。全員が意思統一して戦えた。

アルヴェリオ高松完敗
 ▽1回戦
C大阪(J2) 10(3―0)0 アルヴェリオ高松(香川)
         (7―0)
▽得点者【C】酒本、沢上、杉本5、丸橋、ソウザ、玉田

 【評】アルヴェリオ高松は格上のC大阪相手に10失点。前半は再三のピンチを3失点にとどめて粘ったが、後半に突き放された。前半は17分に先制を許したが、以降はGK橋口が好セーブを連発。押し込まれながらも耐え、39分まで追加点を許さなかった。一方、後半は運動量が落ちて7失点。攻撃もシュート1本に終わり、J2クラブに力の差を見せつけられた。

C大阪相手に見せ場も
 J2の壁は厚かった。県代表のアルヴェリオ高松はC大阪にプロの実力を見せつけられた。柿本監督は完敗を認めた上で「リーグ戦に近いメンバーで来てくれて光栄。選手たちには体感したことを今後につなげてほしい」と話した。

 試合の大半の時間帯で押し込まれたが、自ら引いて守ることはしなかった。「チャレンジするのは今しかできないので」と主将の増田。チーム結成15年目につかんだ舞台で、強豪相手に果敢にぶつかっていった。

 運動量が落ちた後半は一方的だったが、前半は40分近くまでわずか1失点で食らいついた。17分に先制を許しても集中力を切らさず、攻撃でも0―2とされた直後、CKからのこぼれ球にDF武田が反応して見せ場をつくった。武田は「体力が落ちた後半は課題だが、前半は耐えるところは耐えられたと思う」と収穫を口にした。

 これからは主戦場の四国リーグに戻る。前半に何度も好セーブを見せた橋口は「後半は相手にプロの意地を見せつけられ悔しい半面、楽しかった。また練習を頑張っていきたい」と前を向いた。

体感糧に成長を
 アルヴェリオ高松・柿本大輔監督の話
 すべてにおいて相手が上だった。チームとしては残念な結果となったが、今回選手個々がピッチで体感したことを糧に、今後さらに成長していきたい。

 ▽1回戦
盛岡(岩手) 4(2―0)0 早大(東京)
        (2―0)
福岡(J1) 7(2―2)2 鹿児島(鹿児島)
        (5―0)
金沢(J2) 4(2―0)1 サウルコス福井(福井)
        (2―1)
磐田(J1) 7(5―0)0 岐阜セカンド(岐阜)
        (2―0)
横浜C(J2) 5(2―0)0 山形大(山形)
         (3―0)
京都(J2) 4(2―0)0 バンディオンセ加古川(兵庫)
        (2―0)

松本(J2) 6(4―0)0 徳山大(山口)
        (2―0)
熊本(J2) 2(1―0)1 FC・TOSU(佐賀)
        (1―1)

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