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カマタマ白星発進 開幕戦、大分に2―0/J2

2015/03/09 09:37

大勢のサポーターが声援を送る中、後半16分に2点目のヘディングシュートを決めるカマタマーレの沼田(4)=香川県立丸亀競技場
大勢のサポーターが声援を送る中、後半16分に2点目のヘディングシュートを決めるカマタマーレの沼田(4)=香川県立丸亀競技場

【カマタマーレ―大分】前半15分、カマタマーレのMF永田が先制のミドルシュートを決める=香川県立丸亀競技場
【カマタマーレ―大分】前半15分、カマタマーレのMF永田が先制のミドルシュートを決める=香川県立丸亀競技場

【カマタマーレ―大分】後半16分、2点目のヘディングシュートを決め、ガッツポーズするカマタマーレのMF沼田(中央)=香川県立丸亀競技場
【カマタマーレ―大分】後半16分、2点目のヘディングシュートを決め、ガッツポーズするカマタマーレのMF沼田(中央)=香川県立丸亀競技場

 カマタマ白星発進―。サッカーの明治安田J2は8日開幕。カマタマーレ讃岐は香川県丸亀市金倉町の香川県立丸亀競技場で昨季7位の大分トリニータを2―0で下し、昇格2年目で初めて開幕戦を勝利で飾った。
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 カマタマーレは前半15分、MF永田のミドルシュートで先制。後半16分にはMF沼田が追加点を奪い、守っては無失点に抑えて押し切った。

堅守カマタマ理想体現 開幕戦大分に2―0
 明治安田J2第1節(8日・香川県立丸亀競技場ほか=11試合)昇格2年目のカマタマーレ讃岐は大分に2―0で快勝。J1から降格した大宮はJ2初参戦の金沢を1―0で退けた。同じく降格のC大阪は東京Vと1―1、徳島は愛媛と0―0で引き分けた。48歳の三浦が先発した横浜FCは群馬に1―0で勝った。次節は15日に各地で行われ、カマタマーレは岐阜メモリアルセンター長良川競技場で昨季17位の岐阜と顔を合わせる。

(1)丸亀
カマタマーレ讃岐1勝(3) 2(1―0)0 大分1敗(0)
               (1―0)
▽得点者【カ】永田(1)沼田(1)
▽観衆 4198人
▽交代【カ】アラン(我那覇)藤田(アンド)綱田(仲間)【分】松本怜(福森)高松(エバン)風間(後藤)

 【評】カマタマーレは前後半に1点ずつ奪い、守っては無失点。MF永田の2得点に絡む活躍で、勝利を収めた。
 前半15分、左サイドからDF岡村が前線に送ったパスをFW我那覇が胸で落とすと、永田が中央に切り込み、右足を振り抜いて先制点。後半16分には永田がキッカーの左CKから、相手マークを振り切ったMF沼田がヘディングシュートを決めて突き放した。

 2点リードの後半25分にはMF藤田を投入し、5バックにして守備を固め、ロングボールを多用する大分にゴールを許さなかった。

本当に良かった
 カマタマーレ・北野誠監督の話
 2年目のシーズンをホームで迎え、思い通りの展開で勝利し、結果が出て本当に良かった。泥臭くやるのがうちのサッカー。うちらしくあと41試合戦っていく。

術中にはまった
 大分・田坂和昭監督の話
 立ち上がりに球際、切り替えというサッカーの原点の部分で相手に主導権を握られた。引いた相手をどう崩すかがテーマだったが、先に点を取られて術中にはまった。

1得点1アシスト 新戦力永田が躍動
 新戦力が躍動し、開幕勝利に貢献した。ボランチに入ったMF永田が1得点1アシスト。プロ8年目で初の開幕ゴールに「うれしいです」と白い歯をのぞかせた。

 最大の見せ場は前半15分。左サイドで我那覇が胸で落としたボールを受けると、相手の寄せが甘いとみるやドリブルで中央に入り、「力は抜けていたので、枠を狙った」と右足一閃(いっせん)。ジャストミートしたシュートは弧を描きながらGKの頭上を越し、ネットを揺らした。

 2点目をアシストしたCKについては「ショートコーナーを続けて相手が食いついてきた」と気の利いた判断でファー(遠い)サイドにボールを送り、MF沼田のゴールをお膳立て。「狙い通りだった」と胸を張った。

 移籍1年目で上々の滑り出し。「良いスタートが切れたので、次に勝たないと意味がない」と、次節の岐阜戦に向けて気持ちを切り替えていた。

ピッチサイド
 MF沼田
(2点目を挙げて)ボールが良く、あまりヘディングが強くない相手だったのでうまくマークを外せた。開幕ゴールはとてもうれしい。

 MF仲間(ドリブルから好機を演出し)自分の特徴は出せた。今季はレベルアップするため、現実的な数字として8得点以上は狙いたい。

 DF藤井(無失点に抑えての勝利に)すごく良かった。先制して守り、追加点を取ったという理想の形。全員が手応えを感じたと思う。

難敵相手に「満点」の船出
 1年前の春。勝利に届かず、苦しんでいたカマタマーレの選手の姿はもうなかった。優勝候補の一角として前評判の高い大分を相手に、標ぼうする「堅守」を体現。開幕戦でいきなり昨季6試合しかなかった無失点試合に、J2で初の2点差勝利。2年目のシーズンは「百点満点」の船出となった。

 攻守がかみ合った。立ち上がりを無失点で切り抜けると、前半15分にMF永田のミドルシュートで先制する理想的な展開。2点目は昨季、なかなかものにできなかったセットプレーから。MF沼田がマークについた大分のMF兵働との駆け引きを完ぺきに制し、勝利をぐっと引き寄せる追加点を奪った。

 リードを2点に広げてからの試合運びもひと味違う。昨季は敵地の岡山戦とホームの京都戦で2度、2点差を追いつかれたが、チーム全体で守備に徹する意思を統一し、最後までゴールを割らせなかった。

 後半25分にMF藤田を投入し、5バックを敷いて守り切るという判断は「一番難しかった」と北野監督。ただ、選手たちはロスタイムを含めて残り20分以上、大分のロングボールをゴール前に放り込む「パワープレー」をはね返し、こぼれ球にも集中を切らさず、体を寄せ続けて指揮官の戦術を完遂した。

 昨季15試合かかった初勝利を今季は初戦で手にし、「去年のトラウマがあったので勝ててほっとしている」との北野監督の言葉は本音だろう。早々に初白星の重圧から解放され、残りの41試合は守備を基軸としたサッカーが、強豪ぞろいのJ2で通用することを証明していくだけだ。

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