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J2カマタマ2015 戦力分析 守備編(下)

2015/03/07 13:33

昨季の総失点71をどれだけ減らせるかがテーマの守備陣。右上から時計回りに山本、清水、岡村、高橋祐(写真はコラージュ)
昨季の総失点71をどれだけ減らせるかがテーマの守備陣。右上から時計回りに山本、清水、岡村、高橋祐(写真はコラージュ)

 カマタマーレ讃岐の今季守備のテーマを一つ挙げるなら、昨季の総失点71をどれだけ減らせるかに集約されるだろう。北野監督は勝ち点、総得点、総失点の三つの数字で共通して「50」という目安を挙げる。昨季、守備力が向上したリーグ後半戦21試合は総失点30。単純に42試合に換算すると「60」となり、「50」をクリアするのはそう簡単ではない。

 一方、実現可能な目標でもある。プレシーズンに行ったJ2京都、J3富山との練習試合で主力組はともに無失点。DF、MF、FWが組織的にブロックを組む守備戦術を成熟させつつあり、昨季序盤のような大量失点を喫する試合は減りそうだ。

   ◇   ◇

 守備陣で最大の補強となったのがGK清水。シュートブロック、フィードなどの個人能力が高いだけではなく、状況判断に優れる。的確なコーチングでDFを動かしてシュートコースを限定することで、被シュート数も少ない。チームに合流してから約1カ月半。早くも北野監督から絶大な信頼を得ている。

 センターバックの軸となるのは昨季、急成長した藤井と昨夏、加入したエブソンの長身コンビ。藤井はチーム始動直後にけがに見舞われたものの、順調に回復。練習試合でヘディングでの競り合いで負ける場面はほとんどなく、安定感は増した。一方、エブソンは別メニュー調整が続いており、出遅れている。

 エブソンの復帰まで代わりを務めそうなのがMF岡村。これまでの練習試合でもほぼDFで起用されており、藤井との連係は不安はない。ボール奪取能力が高く、1対1にも強い。MF藤田も新たなポジションに意欲的に取り組んでいる。

   ◇   ◇

 サイドバックは昨季のメンバーとほぼ同じ。一方で、J2京都から期限付き移籍してきたセンターバックの高橋祐も対応でき、昨季、ルーキーながらリーグ33試合に出場した武田と右DFの先発を争いそう。左DFの主力は昨季、チーム最多出場の小沢。中盤での起用が多くなりそうな沼田も両サイドバックをこなせ、大卒新人の森川、大卒2年目の森保も控えており、層は厚い。

 ボランチは32歳の山本が好調だ。チーム始動から動きが良く、鋭い寄せで相手の攻撃の芽をつぶし、得意のロングパスで攻撃の起点にもなる。新戦力の永田との連係も高まっている。岡村をはじめ、カマタマーレ一筋の綱田らもいるが、好調だった高木がけがで離脱したのは痛手だ。

   ◇   ◇

 北野監督は「昨季の成長をJ2の舞台で試してみたかった」と常々口にしている。一度、失点してしまうと、流れを取り戻せずに、ずるずると失点を重ねる課題を本当に解消できたのか。残留争いを繰り広げた昨季の後半戦。北九州や松本など強豪相手に通用した守備は「本物」なのか。昨季以上の強豪がひしめく2年目のシーズン。リーグ戦42試合を通して真価が問われる。

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