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カマタマ攻勢実らず 岐阜に1―3/J2開幕

2014/03/03 09:31

岐阜戦後半、味方のCKを相手と競り合うカマタマーレ讃岐の岡村(25)ら=岐阜長良川競技場
岐阜戦後半、味方のCKを相手と競り合うカマタマーレ讃岐の岡村(25)ら=岐阜長良川競技場

【カマタマーレ―岐阜】前半、元日本代表の三都主(左)をかわし、ゴールへ向かうカマタマーレの高木(10)=岐阜長良川競技場
【カマタマーレ―岐阜】前半、元日本代表の三都主(左)をかわし、ゴールへ向かうカマタマーレの高木(10)=岐阜長良川競技場

【カマタマーレ―岐阜】後半20分、カマタマーレの我那覇(左)がアンドレアからのクロスを合わせ、チームのJ2初ゴールを決める=岐阜長良川競技場
【カマタマーレ―岐阜】後半20分、カマタマーレの我那覇(左)がアンドレアからのクロスを合わせ、チームのJ2初ゴールを決める=岐阜長良川競技場

【カマタマーレ―岐阜】後半、交代出場の小沢(左)に指示を送るカマタマーレの北野監督=岐阜長良川競技場
【カマタマーレ―岐阜】後半、交代出場の小沢(左)に指示を送るカマタマーレの北野監督=岐阜長良川競技場

試合前から、大声援を送るカマタマーレのサポーター=岐阜長良川競技場
試合前から、大声援を送るカマタマーレのサポーター=岐阜長良川競技場

 J2第1節(2日・岐阜長良川競技場ほか=11試合)J2初昇格のカマタマーレ讃岐は、ラモス監督が就任した岐阜に1―3で敗れた。J2初戦の磐田は札幌に0―1で競り負け、降格組の湘南は山形に1―0で勝ったが、大分は水戸に1―2の敗戦。昨季3位の京都、同6位の長崎は白星発進した。次節は9日に各地で行われ、カマタマーレは県立丸亀競技場で磐田と顔を合わせる。

(1)長良川
岐阜1勝(3) 3(1―0)1 カマタマーレ讃岐1敗(0)
         (2―1)
▽得点者【岐】難波(1)ナザリト(1)高地(1)【カ】我那覇(1)
▽観衆 11069人
【岐 阜】▽交代【岐】スティ(美尾)清本(宮沢)田中智(高地)【カ】関原(藤田)小沢(沼田)福家(持留)

 【評】カマタマーレ讃岐は岐阜のFWナザリトの個人技に苦しめられ、セットプレーなどで失点を重ねた。

 カマタマーレは前半、左MFアンドレアを起点にFW我那覇とFW高木がうまく連係し、何度も決定機を演出したが逸機、32分に左CKから先制点を許した。

 後半は6分にナザリトに直接FKを決められ、17分には前掛かりとなったDF陣が裏のスペースを突かれて3失点目を喫した。

 同20分に我那覇がアンドレアの左クロスを右足で合わせてゴールを奪うと、3バックにして反撃に出たが、途中出場のMF関原とFW福家が決定機を決められなかった。

経験の差で済まず
 カマタマーレ讃岐・北野誠監督の話
 Jリーグで初の1勝を目指したが、残念。リスタートの守備のほころびは、「経験の差」と言って済ませられない。勝たなければいけない試合だった。

 岐阜・ラモス瑠偉監督の話 難しい試合になると予想していたが、3―0から自分たちのリズムでボールを回すことができず、つまらないゲームをしてしまった。次は期待してほしい。


 「J初陣」のカマタマーレ讃岐にとって厳しい船出となった。セットプレー絡みがあったとは言え、3失点を喫しての敗戦。隙の許されないJ2、レベルの高さを身を持って知ったデビュー戦となった。

 1―3の結果から内容に目を移せば、決して悲観する内容ではなかった。カマタマーレの先発のうち、Jリーグ初出場は主将の野口ら守備陣全員とアンドレアの6人。先発の半数以上がJ未経験者ながら、指揮官は「試合の入り方は悪くなかった」と、序盤から全選手が1万1069人の大観衆の前でも臆せず、自分の役割に徹したプレーを見せた。

 一番の収獲は、この4年間で築き上げてきた攻守の切り替えからの速攻と、厳しいプレスが十分通用した点だろう。「個々のマッチアップは負けておらず、チャンスもつくれた」と納得顔の北野監督に対し、「カマタマーレの選手はいきいきしていたけど、うちは気持ちで負けていた」とは岐阜のラモス監督。勝者にもかかわらず、怒りを隠さなかった敵将の表情がカマタマーレの奮闘ぶりを裏付けている。

 開幕直前に練習復帰したばかりでFW起用された高木と我那覇の連係の良さも目立った。「距離感を大事にプレーした」と口をそろえ、敵陣でのパス交換から何度も好機を演出した。高木は「ボールを持てた時は悪くなかった。後は得点」と前を向いた。

 主導権を握った時間帯は長く、最後まで攻撃的な姿勢を貫いて相手を苦しめたことで、チームが目指す方向性は間違っていないことを証明した。ただ、高木が「いくら内容が良くても負ければ、意味がない」と言うように、勝ち点0では最低限の目標であるJ2残留に近づかない。

 開幕戦で出た課題と収獲をどう生かし、結果につなげていくのか。ホーム開幕戦となる次節以降の戦いが注目される。


 カマタマーレ讃岐の記念すべきJリーグ初ゴールをマークした我那覇。自身J通算70ゴール目を挙げた元日本代表は「点を取れたのは良かったが、チームに貢献できなかったのは悔しい」と表情を緩めなかった。

 地元・沖縄のJ3琉球からJ2に活躍の舞台を求めて、今季新たに加入した33歳。4年ぶりとなるJのピッチに「久々で鳥肌が立った」と言うが、試合が始まるとベテランらしく落ち着いたプレーを随所に見せた。

 特に得意のポストプレーで何度もボールを収めて攻撃の起点になるなど、チームに落ち着きをもたらした。得点シーンでは持ち前のゴール前での勝負強さを発揮。「アンドレアは個の力で打開できるので、信じて中に走った」と右足のインサイドでうまく合わせ、岐阜のGK川口が守るゴールマウスをこじ開けた。

 次戦の相手は日本代表を擁する強豪の磐田となるが、「相手に不足はない。点を取って勝利を収め、サポーターと喜びを分かち合いたい」と心強い。カマタマーレの歴史の一ページに名前を刻んだ男は、これからもチームの力になり続ける。


 主将、DF野口(3失点を喫し)セットプレーから点を許してはいけなかった。3失点目は(藤井)航大との距離が開いたのが原因。残り41試合に向け、修正していく。

 FW福家(途中出場でJリーグデビューを飾って)チャンスを逃してしまい、悔しい。全員から戦う気持ちが伝わってきて、自分もチームの役に立ちたかった。

 DF沼田(見せ場をつくれず、途中交代し)ふがいない試合をしてしまった。もっと仕掛ければ良かったと思うが、次の磐田戦に向けて切り替えていきたい。
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