天気予報を見る
 
新聞購読申込

4位以内でJ2入会へ/カマタマ、収入面クリア

2011/11/16 09:29

Jリーグ理事会の審議内容について、取材に応じるカマタマーレ讃岐の住谷社長=香川県高松市内のクラブ事務所
Jリーグ理事会の審議内容について、取材に応じるカマタマーレ讃岐の住谷社長=香川県高松市内のクラブ事務所

 Jリーグは15日に都内で開いた理事会で、準加盟しているJFLのカマタマーレ讃岐、松本山雅(長野)、町田ゼルビア(東京)のJ2入会審査状況を審議、JFL4位以内という順位条件を満たせば、基本的に入会を認めることを確認した。最終的にはJFLの全日程が終了後、12月12日予定の臨時理事会で入会が承認される。

 カマタマーレについては、予備審査などの際に「今季の年間収入1億5千万円以上」「来季のスポンサー収入1億円以上の確約」など収入面の入会基準がクリアできない恐れが指摘されていた。この日の会見で大東和美チェアマンは「県内各企業の協力でハードルをクリアする見込みになった」と評価した。

 また、今季のホーム平均入場者数が約2800人で条件の3千人に達していないため、チェアマンは残りのホーム2試合で計約8千人を集めることを要求。2013年から導入する「クラブライセンス制度」などを見据えたクラブの体制強化も指摘し、「さらなる成長が必要。入会後もしっかりやれる体制づくりをお願いしたい」と述べた。

 チームは残り5試合で現在9位となっており、順位条件の4位以内までは勝ち点8差。

残り5試合勝ち点8差 厳しい順位条件
 15日のJリーグ理事会で入会についてゴーサインが出たカマタマーレ讃岐だが、クラブ、チームともまだクリアすべき課題は多い。同日夜、香川県高松市内のクラブ事務所で報道陣の取材に応じた住谷幸伸社長も「経営面で入会基準をわずかながら突破したにすぎず、引き続き資本の増強やスポンサーの獲得に努力を重ねたい」と気を引き締めた。

 中でもチームは残り5試合で9位と、昇格の条件となる4位以内入りへは極めて厳しい状況だ。4位までは勝ち点8差と一敗も許されず、北野監督は「後期に入って勝ち点が伸びずに苦しいが、残り5試合をしっかり戦いたい」と最後まで戦い抜く姿勢を示した。

 経営面がひとまず合格を得たことで昇格への焦点はチームの順位に絞られたが、課題に挙げられたクラブの収入面の不安がチームの補強などに影響したのも事実。来季、Jリーグへ入会するにしても、JFLで再び戦うにしても財務基盤の強化とともにチーム力の底上げが欠かせないのは明白だ。住谷社長は「次のことより目の前を考えるのが一番」と来季のプランについて言及を避けたが、いち早く行動に移さなければまた今季と同じ轍(てつ)を踏む。

 ともあれ、今回の理事会の結果は、クラブがJリーグ入りに値すると評価された証し。一つのハードルを乗り越えたことを前向きに受け止め、最終判断が下される12月12日予定の臨時理事会までクラブもチームも全力で走り続けるしかない。

同じジャンルの記事

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.