香川OG、3連勝で総合3連覇/四国・九州IL

2008/10/05 09:52

 

3年連続総合優勝を決め香川ナインから胴上げされる西田監督=サーパススタジアム

3年連続総合優勝を決め香川ナインから胴上げされる西田監督=サーパススタジアム

本紙の特集ページを掲げながらガイナーズナインに声援を送るファンら=サーパススタジアム

本紙の特集ページを掲げながらガイナーズナインに声援を送るファンら=サーパススタジアム

 四国・九州アイランドリーグのチャンピオンシップ(CS)第3戦は4日、香川県高松市生島町のサーパススタジアムで行われ、前期優勝の香川オリーブガイナーズが後期優勝の愛媛マンダリンパイレーツに5―2で快勝、3連勝で総合3連覇を果たした。

 香川は一回一死一、三塁から、丈武の右犠飛、金井の左前適時打で2点を先制した。二回は先頭の洋輔が真ん中の真っすぐを逃さず左越えに本塁打。四、八回にも1点を加え、リードを広げた。

 先発塚本は三回まで毎回走者を許しながらも要所を抑え、6回を5安打無失点。松尾が守りのミスで2失点したが、松居、橋本が3人ずつで切り抜けた。

 CSの最優秀選手に金井、優秀選手に塚本が選ばれた。

 香川は独立リーグ日本一を懸け、BCリーグ王者とのグランドチャンピオンシップ(17日からの予定)に出場する。

 ▽サーパス(香川3勝)
愛媛(後期優勝)
   000000200―2
   21010001×―5
香川(前期優勝)
▽本塁打 洋輔(香)▽三塁打 西森▽二塁打 河辺、丈武、堂上▽犠打 安達▽犠飛 丈武▽盗塁 生山、丈武▽失策 高田、高木、川西、笠井
▽試合時間 2時間53分

“緑一色”の応援
 スタンドには3692人のファンらが詰め掛け、香川オリーブガイナーズの総合3連覇を祝福した。

 「グランドチャンピオンシップも応援に来たい。本当に優勝できてよかった」と話すのは、木太小学校で野球をしているという津川友也君(12)。土曜日の夜とあって、スタンドには子どもたちも多く訪れ、選手たちの一投一打を食い入るようなまなざしで見つめた。

 試合途中では、3日付の四国新聞に掲載されたガイナーズ特集を空に掲げて応援する場面も。スタンドを新聞紙で緑一色に染め上げ、高松市岡本町の会社員稲沢直明さん(29)は「設立当初から応援している。やっぱり優勝が一番」と笑顔をはじけさせた。

全身全霊傾け次も勝ちたい
 香川・西田真二監督の話
 今の胴上げが最高。選手に感謝したい。連覇することは簡単ではない。フロントを含め、チームが一丸となった結果。グランドチャンピオンシップも全身全霊を傾け、勝ちにいきたい。

快勝のCS 成長の証し
 胴上げを終えた西田監督は必死で涙をこらえていた。「感無量。いろんな思いがあった」。選手育成と勝負を両立させなければいけない独立リーグの使命。連勝を続けなければならない王者のプライド。そんな重圧をみじんも感じさせない勝ちっぷりだった。

 短期決戦。指揮官の言葉通り先取点が明暗を分けた。一回。先発塚本が一死二塁のピンチを切り抜けた直後、チャンピオンシップ(CS)の主役たちが気を吐いた。一死後、しぶい二塁内野安打で出た生山が二盗に成功。続く堂上は1―1からカーブを右方向へ狙い打って一塁手のグラブをはじいた。

 丈武が右翼へきっちり犠飛。続く金井は「真っすぐを狙っていたが、カーブに体が反応した。うまく拾えた」。2球目を左前へ運び、二走堂上が生還。勝利パターンができあがった。二回はCSで9打数無安打の洋輔が意地を見せた。初球。主将として「何とかしたかった」と気合のこもった一振りで打球は左翼フェンスを越えた。

 勝負はあった。「先取点で楽になった」と言う塚本は本調子を欠きながらも、スライダー、シンカーをコーナーに集め、無四球で6回を無失点。リズムをつくった。

 堂上、丈武、洋輔ら昨季までの主力に加え、MVPの金井、ラッキーボーイ的な生山、四回の追加点を挙げた西森ら新戦力が成長。九州2球団を加え6チームになった中で、昨季に続く無傷での総合優勝はチームが進化した証しでもある。最終章のグランドチャンピオンシップがますます楽しみになってきた。

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