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香川“完全制覇”/野球独立リーグGCS

2010/11/01 09:54

優勝を決めナインから胴上げされる香川の西田監督=石川県金沢市、県立野球場
優勝を決めナインから胴上げされる香川の西田監督=石川県金沢市、県立野球場

 ガイナーズ完全制覇―。野球の独立リーグ日本一を懸けたグランドチャンピオンシップ(GCS、5回戦制)は31日、石川県金沢市の県立野球場で第4戦を行い、香川オリーブガイナーズ(四国・九州アイランドリーグ=IL)が石川ミリオンスターズ(BCリーグ)に2−0で降雨コールド勝ちし、2年ぶり3度目の頂点に立った。IL勢のシリーズ制覇は4年連続。
【→参照記事】

 香川は今季、レギュラーシーズンの前、後期を制し、リーグ年間王者を争うチャンピオンシップも優勝。GCSでも王座に就き、3年ぶりに全タイトルを獲得した。

 試合は雨が降りしきる中行われ、七回表の香川の攻撃が終わった時点で中断、9分後に降雨コールドが決まった。

 ▽石川県立
香 川(IL)
   0200000―2
   000000 ―0
石 川(BCL)
(七回表終了降雨コールドゲーム)
▽勝 高尾2試合1勝
▽敗 山下2試合1敗
▽二塁打 西森2、大松▽盗塁 康平▽失策 大原▽暴投 高尾▽与死球 高尾(座親)
▽試合時間 1時間59分(中断9分)

 【評】第2戦に続いて雨中での試合。香川は序盤に挙げた2点を右腕高尾が粘り強い投球で守り、コールド勝ちにつなげた。

 先制したのは二回。国本の左前打と洋輔の四球を足場にした2死二、三塁から、西森が右翼線に2点適時二塁打を放った。それ以降、打線は相手左腕の制球力に苦しめられただけに、序盤の好機で得点できたのは大きかった。

 高尾は6回を被安打3で無失点。切れのある直球を主体にした投球で、四死球でつくった五、六回のピンチはチェンジアップを武器に連続三振に取るなどして乗り切った。

責任感があった
 香川・西田真二監督の話
 石川がきのういい勝ち方をしたので、うちとしては流れを変えたかった。早い回に点が取れ、高尾も粘投して流れをつかんだ。天も味方してくれた。IL代表として負けられないという責任感もあった。

また挑戦したい
 石川・森慎二監督の話
 香川は体格のいい選手が多く、うちにはない力を発揮していた。ただチームとしては負けていなかったと思うので、最後まで試合がやりたかった。来季も(BCリーグで)粘り強く戦い、またILに挑戦したい。

飛躍を期待する
 浜田知事の話
 前、後期優勝に続くリーグ総合優勝、そして今回の独立リーグ日本一と強いガイナーズの完全復活に県民を代表して心からお祝い申し上げます。連覇に向け、さらなる飛躍を期待しています。

多彩なタレント機能 常勝ガイナーズ
 北陸の地で土砂降りの雨の中、西田監督がまた宙に舞った。今季の胴上げは実に4度目。常勝チームとして勝利を宿命づけられた中、球団首脳やファンらの期待に見事応えて見せた。

 「勝って当然と言われ続けたが、勝つのは簡単ではなかった」。指揮官は安堵(あんど)の表情を浮かべながら心境を明かした。今季は投打にタレントをそろえ、硬軟織り交ぜながらうまく起用した。

 殊勲者が日替わりなのが特徴で、この日の大一番も投打にヒーローが生まれた。打は西森。二回2死二、三塁の先制機、あいにくの雨天に「この天気だったらコールドもあり得る。早い回に点がほしい」と集中して臨み、内寄りのスライダーを右翼線に運んで2点適時二塁打とした。

 投のヒーロー高尾も降雨を気にかけていた。「5回で試合は成立するので、それまではしっかり投げよう」。今季IL最多勝利の右腕は冷静に試合を読み、持ち前の強気の投球で石川打線を抑えた。

 粒のそろった選手たちは、リーグ首位打者に国本が輝き、前川は防御率最優秀のタイトルを獲得するなど、それぞれ実力を遺憾なく発揮した。しかし現戦力で戦う試合はこの日が最後。大原と上野はドラフトで指名を受けた横浜とヤクルトに入団する予定で、ほかにも進路に決断を迫られている選手は少なくない。

 西田監督は「同じメンバーで(来季も)やるわけにはいかないので、立て直していきたい」と話した。

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