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香川「日本一」へ王手/野球独立L・GCS

2010/10/25 09:37

【石川―香川】延長10回裏香川無死、甲斐が右翼へサヨナラ本塁打を放つ=アークバリアBP志度
【石川―香川】延長10回裏香川無死、甲斐が右翼へサヨナラ本塁打を放つ=アークバリアBP志度

 野球の独立リーグ日本一を決めるグランドチャンピオンシップ(5回戦制3戦先勝方式)は24日、香川県さぬき市のアークバリアBP志度で第2戦を行った。四国・九州アイランドリーグ年間王者の香川オリーブガイナーズは延長十回、甲斐がソロ本塁打を放ってBCリーグ総合優勝の石川ミリオンスターズに5―4でサヨナラ勝ち。前日に続き2連勝で、2年ぶり3度目の頂点に王手をかけた。
 第3戦からはビジター戦。30日午後5時から金沢市の石川県立野球場で第3ラウンドを行う。

 ▽アークバリアBP志度
石川(BCL)
   000102010
   000301000
香川(IL)
   0―4
   1x―5
 (延長十回)
▽勝 伊藤1試合1勝
▽敗 南1試合1敗
▽本塁打 中村3号(1)、甲斐1号(1)(以上香)
▽二塁打 中村、甲斐(香)▽盗塁 戸田、本間、笹沢、鷲谷、笠井、甲斐(香)洋輔2▽失策 智勝▽暴投 山下、高尾、伊藤
▽試合時間 3時間6分

 【評】雨中のゲームとなったが、両チームとも持ち味を発揮。長打力で勝る香川が延長十回、甲斐の一振りで試合を決めた。

 香川は四回に先制されたが、その裏に中軸の3連続長短打で3点を奪って逆転。六回に先発高尾らが4安打を許して同点に追いつかれたが、直後に中村が3号ソロを右越えに放つなど、中盤以降も白熱した展開が続いた。

 4―4で迎えた延長十回。先頭の甲斐が初球の外角スライダーを右越えに運んで熱戦に終止符を打った。八回から登板した4番手の右腕伊藤も粘り強く投げた。

ラッキーボーイ
 香川・西田真二監督の話 甲斐はラッキーボーイ。いいところで打った。伊藤も粘り強いピッチングをした。次からナイトゲームだが、冷えると思うのでコンディションづくりに気をつけて臨みたい。

3番起用大当たり 連日殊勲打の高卒ルーキー
 雨中の熱戦にピリオドを打ったのは、前日に先制打を含む3安打の活躍を見せた高卒ルーキー、甲斐だった。レギュラーシーズンで1本もなかった本塁打を大舞台で放ち、「まさか入るとは。感激です」とほおをゆるめた。

 前日の大当たりが評価され、初めて3番を任された。本人はスタメン表で知ったそうで、「サプライズ」と驚いて見せたが、1点先制された直後の四回1死三塁の好機できっちり右前に同点適時打を放つなど気負いはなかった。

 両チームが死力を尽くして迎えた延長十回の攻撃。マウンドには元巨人の南が八回途中から登っていた。それまで香川打線は右腕の外角スライダーを打ちあぐねていたが、先頭打者として打席に向かう甲斐にベンチの西森がアドバイスした。「外のカット系しかない。思い切っていけ」。

 この一声で18歳の気持ちは固まった。意識を集中していたところに狙い通りの曲がりの少ないスライダー。踏み込んで打つと、打球はふらふらと右翼へ。一塁を回ったところで本塁打を確認した甲斐は、両手を挙げて喜びを表した。南も「失投ではない」と納得せざるを得ない一打だった。

 これで2年ぶり3度目の日本一に王手。これまでのグランドチャンピオンシップでホームゲームでの敗戦はなく、ジンクスを守ったまま敵地に乗り込む。北陸の地で歓喜に浸る日はすぐそこまで来ている。

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