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香川、2年ぶり4度目総合V/四国・九州IL

2010/10/11 09:40

2年ぶりの総合優勝を飾り、胴上げされる西田監督と喜ぶ香川ナイン=レクザムスタジアム
2年ぶりの総合優勝を飾り、胴上げされる西田監督と喜ぶ香川ナイン=レクザムスタジアム

2年ぶりの総合優勝に喜びを爆発させるファン=レクザムスタジアム
2年ぶりの総合優勝に喜びを爆発させるファン=レクザムスタジアム

 四国・九州アイランドリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)第2戦は10日、香川県高松市生島町のレクザムスタジアムであり、レギュラーシーズン前後期優勝の香川オリーブガイナーズが年間勝率2位の高知ファイティングドッグスに2−1で逆転勝ちし、アドバンテージの1勝を含めて3勝で2年ぶり4度目の総合優勝を決めた。香川は独立リーグ日本一を懸け、23日からBCリーグ王者とのグランドチャンピオンシップに臨む。CSの最優秀選手には2戦連続で登板した前川、優秀選手には2試合連続本塁打の加登脇が選ばれた。

 ▽レクザムスタジアム
高知(通期2位) 
   001000000―1 
   00200000×―2 
香川(通期1位) 
▽勝 前川2試合2勝
▽敗 山隈1試合1敗
▽本塁打 加登脇2号(2)(香)▽盗塁 流、龍央、大谷、笠井▽失策 山隈、国本▽暴投 前川3▽与死球 山崎(大原)前川(梶田)
▽試合時間 2時間21分
(香川には1勝のアドバンテージが含まれる)

 【評】両チームの投手陣が踏ん張り、第1戦に続いて1点を争う好試合となった。

 香川は1点を先制された後の三回1死二塁から、DH加登脇が左翼へ逆転2ラン。打線は六回1死一、二塁で逸機するなど中盤以降、ひと押しを欠く展開が続いたが、先発の左腕前川がリードを守りきった。

 前川は9回を被安打4で11奪三振。130キロ台半ばの直球と変化球で緩急をつけて高知打線に的を絞らせなかった。

正直ほっとした
 香川・西田真二監督の話
 試合が雨で延びてチームの雰囲気が重い中、前川と上ノ下のバッテリーが1失点に抑え、加登脇も一打で流れを変えた。勝てて正直ほっとしている。チャンピオンシップも絶対負けないという気持ちで戦いたい。

夢と感動与えた
 浜田知事の話
 総合優勝おめでとうございます。今季は他チームを寄せ付けない強さで私たちに夢と感動を与えてくれました。今後は独立リーグ日本一、さらにはドラフトで一人でも多くの選手が指名を受けることを待望しています。

難局乗り越え覇権奪還 目指すは独立L日本一
 「チャンピオンシップで勝つことは容易ではない。でもガイナーズの宿命で勝たないといけなかった」。試合後の第一声、香川の西田監督は感極まったのか涙目になりながらファンに呼び掛けた。はた目に見れば2連勝で簡単に果たしたように見える総合優勝も、指揮官には相当な重圧がかかっていたようだ。

 第2戦のヒーローも第1戦と同じく元NPB(日本プロ野球組織)の加登脇と前川。加登脇は1点を追う三回、1死二塁の好機に打席に立ち、1―1からやや外寄りの直球を左越えに運んで逆転2ラン。「変化球が来ると思っていたが、うまく体が反応した」と値千金の一打を素直に喜んだ。

 第1戦ではソロ本塁打と勝ち越しタイムリーを放って殊勲者に。「プラス思考で打席に入れている」と気持ちの面での余裕が好結果につながっていることを明かした。

 前川は第1戦では救援だったが、この日は先発。大一番にも「気負いはなかった」とレギュラーシーズン同様テンポのいい投球で高知打線を最少失点(自責点0)に抑えた。

 香川は2006年から3年連続で総合優勝を果たしたが、昨年に連勝がストップ。その悔しさをばねに「覇権奪還」を目指した今季、狙い通り2年ぶりに年間王者の座に就いた。

 前、後期ともに制して楽なシーズンだったと思われがちだが、指揮官が吐露したように難局もあった。前期は5月に中村、智勝、加登脇の主力3人がけがで1カ月以上の離脱。後期は独立リーグの宿命とはいえ、若手の育成を図りながら勝利を目指した。

 リーグの覇権は取り戻したが、それでもナインにとってはまだ通過点。洋輔主将は「昨年総合優勝の高知を下したことはうれしいが、この勢いで完全優勝を目指したい」と独立リーグ日本一を懸けたグランドチャンピオンシップのタイトル奪還も高らかに宣言した。

1000人超祝福
 ○…一塁側スタンドには香川の2年ぶりの王座奪還を信じたファン千人超が集結。優勝が決まるとチームカラーの緑と黄色の紙テープを投げ入れ、ナインを祝福した。 三回に1点のリードを許したが、直後の攻撃で加登脇が値千金の逆転2ランを放つとスタンドのボルテージは最高潮に。加登脇コールが起こり、「万歳! 万歳!」と喜びを分かち合った。

 試合終了後、香川ナインはファンが見守る一塁側のグラウンドをチャンピオンフラッグを手にビクトリーラン。観客席と一体になって総合優勝を喜んだ。

 香川県丸亀市郡家町の会社員芝中一嘉さん(32)は「ピンチになっても動じない。さすが」と散発4安打で完投し、最優秀選手に選ばれたエース前川の活躍を称賛。高松市郷東町の会社員武内伸一さん(46)は23日開幕のグランドチャンピオンシップに向け「こうなったら最後まで勝って日本一になってほしい」と喜色満面の様子で話した。

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