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初年度決算は3億円赤字−四国IL

2006/03/07 09:41

記者会見で今季の取り組みなどについて話すIBLJの石毛宏典代表(中央)。左は香川OGの小崎貴紀社長、右はIBLJ鍵山誠専務取締役=高松市内のホテル
記者会見で今季の取り組みなどについて話すIBLJの石毛宏典代表(中央)。左は香川OGの小崎貴紀社長、右はIBLJ鍵山誠専務取締役=高松市内のホテル

 四国アイランドリーグを運営するIBLJ(石毛宏典代表)は6日、香川県高松市内のホテルで会見し、2006年3月期(05年4月―06年3月)の業績見込み決算を発表。リーグ運営費が膨らみ当期損失は3億円を超えた。また今季から4球団を法人化し、より地域密着型のチームづくりを目指すことを発表した。

 IBLJによると、初年度はスポンサー収入、入場料、グッズ販売などの売上高が3億5617万円。しかし、選手、職員の給与、キャンプを含めた球場使用料などのリーグ運営費などが6億5804万円に上り、経常損失は2億9158万円。当期損益は3億1497万円の赤字となった。

 石毛代表は、「初年度からの黒字経営は甘かった。リーグ運営費が予想以上にかかったのと、年間パスの売り上げが思ったほど見込めなかった。営業努力が足らなかった」と総括。

 鍵山誠専務取締役は「ただ、財務収支は3億7000万円の黒字となっており、資金繰りが“ショート”するような状況ではない」と強調した。

 また、今季についてはスポンサー収入の増収に加え、週末を利用した日程による入場料の増収などから5億9055万円の収益を見込んでおり、経常損失は3160万円にとどまる見通し。3年目には黒字を見込んでいる。

 2季目を迎えた今季は4月1日に開幕。前・後期の優勝チームがリーグ制覇をかけた全5試合のチャンピオンシップ(前・後期が同一チームの場合は優勝チームと年間勝率2位チームが対戦)を10月7―15日で行う。

 香川OGのオープン戦は、15日の愛媛MPを皮切りに28日はJR四国、29日はアークバリアの社会人野球チームなど8試合を予定している。石毛代表は「今後も地域の方々に認知されるよう努力したい」と話した。

地域密着型鮮明に 運営機能はチームへ委譲
 石毛宏典代表は6日の記者会見で、今季から4球団を法人化し、これまでリーグが持っていた運営機能を各チームに委譲すると発表した。各球団の職員、現場スタッフらが経営感覚を養うとともに、営業面で地域密着度を高めて収益性を向上させるのが狙い。

 「個別球団を支援したいという地元企業の声があった」(石毛代表)ことなどから、地域性を考慮した球団独自の経営戦略が必要と判断した。香川OGの社長にはIBLJ取締役の小崎貴紀氏が就任した。

 各球団は資本金1000万円で設立。リーグはこれまで有していた興行権やチーム商標権のほか、選手、スタッフなどを各球団に移すとともに、4球団の収支格差を是正する目的で運営分配金を支払う。球団はそれぞれの営業努力によって、チームスポンサーの獲得やチケット販売などで経営安定を図り、リーグに会費を支払う仕組み。

 ただ、球団経営が軌道に乗るまでは、リーグが運営を代行。以後、状況に応じて経営を球団に委譲していく方針。

 1球団当たりの平均年間収益の見込みは、2006年度が売り上げ1億3495万円、経常損益1066万円の赤字。07年度からは単年度黒字を目指している。

 小崎社長は「地元にしっかり根付くと同時に、地の利を生かして四国外からも足を運んでもらえるよう営業活動したい」と抱負を語り、「単年度で1年目からイーブン、または黒字を目指す」と話した。

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