2009/09/19 20:23
アジア室内大会に向け強化合宿で練習する箕輪綾子(右から2人目)=広島市
2012年ロンドン五輪の実施種目になって注目される女子ボクシングで、強豪が集うアジア室内大会(10月30日開幕・ベトナム)に臨む日本代表5人が19日、広島市内で強化合宿を開始した。昨年の世界選手権54キロ級で8強入りした箕輪綾子(日体大)は「何色でもいいからメダルを取りたい」と意気込んだ。
五輪導入決定後で初となる合宿は4日間で、この日は高校生の男子選手とスパーリングを行うなどして汗を流した。走り込みをはじめとした体力強化にも力を入れる。武元前川強化委員長は「まずは体をつくる。それには1年か、もっとかかるかもしれない」と話した。
アジア室内大会は現在のアジア勢の実力を確認する重要な場でもある。大会直前にも東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿する予定。