5年ぶり県出身選手誕生/bj高松・池本宗太朗

2013/09/24 09:32

 

「香川出身でも通用するところを見せる」と意気込む池本=高松市牟礼総合体育館

「香川出身でも通用するところを見せる」と意気込む池本=高松市牟礼総合体育館

 10月に開幕するbjリーグの高松ファイブアローズに、香川県東かがわ市出身の池本宗太朗(25)が入団。5年ぶりの県出身bjリーガーが誕生した。

 バスケットボールとの出合いは引田中1年のとき。「うまくいかなかったことが逆に面白かった」とのめり込み、NBAへの憧れも芽生えた。そして三本松高、流通科学大を経て県内企業に就職、県リーグ1部のリコークリッパーで競技を続けた。「ずっと(プロへの)思いがありながら勇気が出ず、社会人になった」

 182センチの長身オールラウンダーとして国体に2度、今年3月には全日本クラブ選手権に出場した。全国舞台でのNBLチームなどとの対戦が、向上心を刺激。胸の中でくすぶっていた思いが頭をもたげてきた。

 「周りにも勧められて正直ずっと迷っていた。この夏結婚した奥さんに相談したら賛成してくれた。それで今なら体も動く、挑戦してみようと」。高松のチームトライアウトを受験し合格。念願のプロの扉を開いた。

 入団から1カ月。プロ選手の体の強さに当たり負けしたり、得意にしていたドライブを外国人選手にブロックされてしまう場面も。「うまくいかない悔しさもあるが、勉強になる。この世界に入ってきて良かった」と充実感を口にする。

 まだ最初の一歩を踏み出したばかり。出場機会を求め、懸命にアピールする日々が続く。「周りの人たちの支えがあったから一歩踏み出せた。プレーで返さないといけない。ベンチウォーマーでは意味がない」。そして「香川出身でも通用するというところを見せて、子どもたちのいい手本になりたい」と前を見据えた。

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